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今さらですが…

2010/09/22

朝晩の 風にやわらぐ 心かな へんちゃか ぺんちゃか


おお、皆の衆、ごぶさたじゃ!
すまんのう、あやつは、どうも、たらたらしておってのう。本人いわく「だってさあ、まだ時差ぼけなんだよねえ。しょうがないよねえ。うっひょっひょ…。」と、ほざいておるわいな。
そうなんじゃよ、柚坊、初めての海外旅行でな。浮かれておるのじゃよ、まだまだ。許してやってくだされや。そのうち、現実に戻るじゃろうて。


これまた、衣装バッチリ!しかし、背面も黒くて…ああ、残念!あ~あ、夏も過ぎましたねえ。
みなさま~、お元気ですか~?
終わってしまえば、すべて、あっという間の夏でしたね。しっかし、まあ、暑かった!これじゃ、本当に亜熱帯の気候!北海道だってさ、30度を越す毎日でしょ?


35度なんて、ざらだったから、30度の日には、
「あれ?なんか、今日は涼しいですねえ。」
なんて会話になっちゃうんだよね。ああ、恐ろしい!

少ない実行委員でも、みんなで支えあった鹿児島の仲間たちそれだけ、人には順応性、適応性があるのでしょうかねえ。この長い生命の歴史の中では、この繰り返しで、進化してきたんだものね。それを思えば、考えられること。きっと、人の形も、変化していくんでしょうね。本当の「新人類」が生まれる日も、そう遠くはないんでしょうか。

ってなわけで、大阪から始まりました「サマーカレッジ」も、無事に終了しましたよ。


今年はね、日程条件などもあり、各会場に集まってくださった方の人数も、かなり、ばらばら。話をうかがえば、職場の状況も厳しくなり、心身ともに疲れ果てている先生が多くて、かわいそうなほどでした。

広い体育館が、ぎゅうぎゅうになるほどの福岡会場でしたよ二日目に、小グループに分かれて、みんなで実践報告などをしたわけですが、実践もさること、今の職場の状況が、まあ出ること、出ること!お坊ちゃまが教員の時とは比較できないほどの、過密な毎日。そして、やることの多さ!くたびれ果てているからだと心!


これじゃ、こども達と「歌う楽しさ」「友達を増やしていく心地よさ」「新しいことを知っていく喜び」なんて、味わえなくて当たり前だなあと、つくづく思い知らされましたよ。でもね、でも、でもね、そんな中でさえ、こうやって、足を運んでくださる先生方が、まだ日本にいる!っていうことの事実。これには、希望の光が見えます。

ダンスに夢中なお母さんの股をひたすらくぐるのだこども達、そう、彼らは「未来の地球を作る存在」なわけでしょ?
小さな大人…ではないんですね。これから“人間”になっていく、可能性を秘めた、熱い熱い生命のかたまり!

だからこそ、そんな彼らを見守ってくれる、父さん、母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、そして、もちろん、先生に元気になってほしいものね。そのためにも、少々の苦労も、なんのその。夏を飛び回れるわけです。


積極的に楽しもうとする、静岡の仲間たちある方が、話してくれました。
「私は、企業に勤めています。でも、ちょっと興味があったので参加してみました。日頃、職場では、利益の追求ばかりです。それのみと言ってもいいほどです。でも、ここには、そういう目的はなくて、ひたすら、子ども達の成長を願う人ばかりでした。お金じゃないんですね。私の職場とは、全然違う世界で、なんだか、うらやましくなりました。」



なんともレトロな雰囲気の愛知なのでした教員時代、よく、いろいろな方から
「先生って、世間知らずで、ダメなんだよなあ。」
なんて、言われたものです。確かに、そうかもしれません。ただね、だからこそ、できることがあるんじゃないのかなって、今また思えるようになりました。世間知らずも、それはそれで、すてきなことなのかも!(やっぱり、それじゃ、ダメかな…?)



福井サマカレの夜、所長にしかられたんです。
「今年は、全然、中山らしくない!」


名物の柱をものともせず、歌い込む東京のみなさまいろいろありましてね、ええ、ええ、こんなお坊ちゃまでも、様々なことがありましてね。考えていたんです。ちょっと、はすに構えて…。それ、見透かされていたんです。いつもだったら、素直に聞けなかった言葉だったかもしれません。だけど、今年は、なぜか、しかってくれた所長に、ありがたいなあと思えたんです。



だんだん、しかってくれる人がいなくなるでしょ?
そりゃ、叱られている時は、いやなんだけど、でも、後で思い返してみれば、やっぱり、そのとおりだし、人生の経験の深さが違うので、意味があったんだなあって、後からわかることばっかり!

見よ!この集中力!京都会場の教員も盛り上がりました!良い時ばかりじゃなくて、いやな時、自分を見失いそうになるとき、心が病んでしまうとき、そんな弱い自分が、ますます見えてきたから、うれしく思えるようになったんでしょうね。年齢を重ねる。うん、これも、良いものです。

で、その後、どうしたかって?
そりゃ、火がつきましたよ!
やる気まんまん!ばんばん、自分の思いをぶつけることができましたよ!


乗り気にはなれなかった合唱もね、京都会場の朝の第一声(参加者の方々の)や表情が、あまりにもまぶしくて、これまた、情熱を取り戻させてくれたんです。その夜、宿に戻り、すぐに三部合唱の楽譜を書いてしまいました。で、翌日には、「はい、これ、歌って!」ってなわけですよ。

はちまき締めて、阿波踊り!それがね、また、なんとも素敵で、響き合いがみごと!
歌っている本人たちからも、終わった瞬間、「うわ~お!」と感嘆のため息交じりのざわめきが、会場にあふれてくるんです。これ、一人じゃできないんです。少人数もいいけど、やっぱり、百人規模の合唱って、いいなあ。すごいなあ。人の力って、やっぱり、まぶしいなあ。

来年も、何かしたいなあ。
じっくり考える冬にしましょう(って、まだ冬じゃないじゃん!)。
気が向いたら、海外旅行の話もしましょうねえ。楽しみに待っていてくださいね。ほんじゃ、ユッズヨ~ン!


なんでも、来年発表の新しい「電子録音盤」の第一回打ち合わせも、終わったようじゃわい。楽しそうな顔で、帰ってきたわい。どんな中身になるのか、こっちもドキドキするのう。ま、あやつのこと、きっと、「あ、新曲できちゃった!入れ替えだよ~ん」なんて言うに決まっておるがの。
ほんだば、皆の衆、夏の疲れを引きずらないようにのう。ほんに、お疲れさんじゃ。

なぜか、一人反省会するお坊ちゃまなのであった

おかげさま ラジオまだまだ 続きます へんちゃか ぺんちゃか