「大きな歌」は、作者の中島光一が大学生当時に作られた歌です。学園紛争のさなか、大学が閉鎖されてろくにメシも食えず風呂に入れない生活の中、銭湯である親子に出会ったことで生まれた歌で、将来自分たちが「俺はがんばった」と胸張って言えるかなと、そういう大きい、正しい、道や夢や心を作りたいと思って創ったそうです。
現在、中島光一さんは京都の障害者共同作業所の役員をしながら、シンガー・ソングライターとしても活動をされています。
「大きな歌」は小学校の音楽の教科書に1・2番だけが掲載されていますが、3番以降の歌詞に作者の中島光一さんの思いが詰められているように思います