音楽センターでは、作家で戦没画学生慰霊美術館[無言館]館主の窪島誠一郎さんによるトークライブ「窪島誠一郎の鞄」(全4回)を、2025年2月14日(金)より開催いたします。
何処へ行くにも革の鞄にいろんなものを詰め込んで、全国を駆け回っている窪島さん。その鞄のなかをちょっと覗かせていただきましょう。
【窪島誠一郎トークライブ「窪島誠一郎の鞄」】
出演:窪島誠一郎(作家・戦没画学生慰霊美術館[無言館]館主)
開催日および内容(全4回講座):
第1回 2025年2月14日(金) 14:00-16:00「無言館への道、無言館からの道」
第2回 2月27日(木) 13:30-15:30「父のこと、母のこと」~”窪島誠一郎”を形作った父・母たちのこと
第3回 3月7日(金) 14:00-16:00「C D『海よ哭け』のこと」
第4回 3月19日(水) 13:30-15:30「行き当たりバッタリ」
定員:各回50名
会場:ACCOUSTICA Hall(アコスティカ・ホール)
〒169-0072 東京都新宿区大久保2-16-36 音楽センター会館B1
[東京メトロ副都心線 東新宿駅(徒歩8分) 都営大江戸線 東新宿駅(徒歩9分) J R山手線 新大久保駅(徒歩10分)]
受講料(特別料金):各回4,000円(消費税込) ※飲み物・お菓子付内容(予定)
3回以上の参加の場合、3 回目から3,500円(消費税込)
全回参加の場合、15,000円(消費税込)
お申し込み:申し込みフォームもしくは音楽センター(Tel.03-3200-0101、Fax.03-3200-0104)まで
参加費振込先:郵便振替 00120-7-105813 株式会社音楽センター(手数料は負担いただきますようお願いします)
[窪島誠一郎 プロフィール]
東京生まれ。印刷工・酒場経営など経て、1965年 東京世田谷に小劇場運動の草分けとも言える「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立。1979年 長野県上田市に天折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」(現KAITAEPITAPH残照館)を創設。1997年 隣接地に戦没画学生慰霊美術館 「無言館」を開設。2005年「無言館」の活動により第53回菊池寛賞受賞、2016年 平和活動への貢献により第1回澄和フューチャリスト賞受賞。
主な著書:
『父への手紙』(資摩書房)、『信濃 デッサン館 日記 』I ~M V(平凡社) 『無言館ものがたり」(第46回産経児童出版文化賞受賞講談社) 、『鼎と槐多』(第14回地方出版文化功労資 受賞信濃毎日新聞社)、『父水上勉』『母ふたり』『「自体」をあるく』『流木記』(白水社)、『最期の絵絶筆をめぐる旅』(芸術所出社)、『天折画家ノオト』『蒐集道 楽』『愛別十景出会いと別れについて』、詩集『のこしてゆくもの』『窪島誠一郎コレクシオン』全5巻『桃頭の一 書』(アーツアンドクラフツ)など多数
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【CD】無言館Project(窪島誠一郎/井上鑑/普天間かおり/大須賀ひでき)「海よ哭け」
作家・有島誠一郎の海に運ばれ、時に導かれ、丘の上の無言の館で織りなされた音楽…
戦没画学生慰霊美術館「無言館」の館主・窪島誠一郎と音楽家・井上鑑、シンガーソングライター・普天間かおり、シンガーソングライター・大須賀ひできによる「音楽と文学の融合」。 戦没画学生たちが残した作品に、2011年の東日本大震災により家族や故郷をなくした人々に、繁栄と飽食を亭受し尽くし多くを失ったかもしれない私たちに…想いを寄せた全6曲 (朗読のみ作品含む)を収録。
【CD】無言館Project(窪島誠一郎/井上鑑/普天間かおり/大須賀ひでき)「海よ哭け」
■ 収録曲
1. 鳥の歌[カタルーニャ民謡 ピアノ:井上鑑]
2. この道には [詩:窪島誠一郎 曲:井上鑑 歌:普天間かおり 出典:詩集「のこしてゆくもの」(アーツアンドクラフツ) ]
3. モノローグ「浪江」の海 [詩・朗読:窪島誠一郎]
4. 枯れない花となって[詩:窪島誠一郎 曲・歌:井上鑑 出典:詩集「のこしてゆくもの」(アーツアンドクラフツ) ]
5. 忘れられたトランク[詩:窪島誠一郎 曲:井上鑑 歌:大須賀ひでき]
6. 海よ哭け[詩・朗読:窪島誠一郎 ピアノ:井上鑑]