チャリティコンサート開きますよ

毎日が　心痛んで　ふさぎがち　へんちゃか　ぺんちゃか

みなさま、お元気ですか？
大丈夫ですか？

なかなか、日記も書かないまま、時間だけが過ぎてしまいました。
その間にも、どんどん被害の状況がわかるし、さらなる危険もあるしで、なんだか、心が痛みますね。

よく、双子って、離れていても、心が通じていて、片方がけがをすると、同じように痛みが走るって言うでしょ？それと同じなんです。毎日が、晴れない気持ちで、いっぱいになってしまいます。きっと、みなさまも同様に、つい、うつむいてしまっているのではありませんか？やっぱり、人って、つながっているんですね。

ある保育士さんからのメールです。

…今回の地震では、耐震工事の前だったので、亀裂や破損箇所も多く、本震の時には、水道管が破裂し、水浸しになってしまい、水も使えなくなりました。けが人がなかったのが何よりです。
そんな時にも、こどもたちは無邪気に笑いあい、歌を歌い始める姿に、こっちが勇気づけられました…。隣の小学校の空き教室、そこでの保育の話も出てきているので、余震が起きる度に、ヒヤヒヤし、こども達の生命を守る事だけに必死の１週間でした…。
そして、自然と、自分の保育の中で、「歌う」という事が少なくなってしまった１週間でもありました。
クラスのこども達から、「きみとぼくの間に～♪」と歌い始める事が、何度もありました。その度にハッとし、みんなで一緒に歌いました…

そうなんですね。
どうしても、こんな状況ですから、歌うとか、踊る、笑う、ふざけるなんてことが、あたかも悪いことのように感じてしまい、ついつい、引きこもってしまいがちになってしまいます。みんな、そうです。

実は、ボクも、こんなことを考えていました。
それは、新しいアルバムの発売を延期、はたまた中止にしようかと…。

数日、悩み、考えた結果、
「やっぱり、出そう！」
そう、思い直しました。いえ、逆に、届けたいという、強い気持ちに変わったんです。

悩みながら、もう一度、自分が書いた歌の言葉を読み直し、想像をふくらめていました。
間違っていないか、誰かを傷つけていないか、生命を尊重できているのか、この状況でも伝わるのか。そして、何よりも、明日を夢見ているか…。

今回のアルバムに収録した14曲です。その曲名だけでも、声を出して、読んでみてください。

NO SIDE　　手をつなごう　　ぐんぐんどこまでも　　何がある？　　HURRY！ホッターズ！
きみのこと大好きだよ　　さよならしてもずっと　　今　羽ばたく瞬間　　勇気の一歩
笑い飛ばしながらゆこう　　夜空見上げれば　　故郷への手紙　　幸せってね　　目覚める力

どうですか？
何かが見えますか？

すでに、お手元に届いている方からも、

…今回のアルバム！発売していただいて、感謝しています。
心の深部にまで思いが伝わり、癒され、励まされ、背中を押していただき、心が再生されるのを感じています。これくらいの事でへこたれてなんていられませんよね！今の幸せに感謝しながら、私らしく、笑い飛ばしながらゆこうと思います。
このアルバムは、被害を受けて心身共に疲れきっている方たちに、是非、聴いていただきたいアルバムでもありますね！…

こんなに、ありがたい感想もいただいています。

このアルバム『ぐんぐんどこまでも』（DVD付き3,500円）、完成していますので、聞いてみたい方は、連絡くださいね。

東京音楽センターでも、受け付けています→０３－３２００－０１０１　ユズリン係り
メールの場合は、こちらへ、直接どうぞ！

そして、緊急ですが、SBS放送のラジオ番組「ユズリンの音楽日記」の互助会一同主催による、
チャリティコンサートが決定しました。どうか、足をお運びください。

SBSラジオ「ユズリンの音楽日記」　チャリティコンサート
日時：4月2日（土）　12時半開場　13時開演
場所・静岡市清水区　蒲原市民センターホール
（054-385-4331JR新蒲原駅または、JR蒲原駅下車、徒歩20分ほど　　タクシーは、新蒲原駅の方が便利です）
入場無料…代わりに、震災復興に向けての救援金をお願いします。すべて、SBS静岡新聞　東日本大震災被害者救援金として、送られます。
定員：450人

出演：中山　讓（うた・ピアノ）　今村政司（司会）　堀江きよ（歌手）　柴田裕之（総合音楽家）　
　　　　「ユズリンの音楽日記」互助会のみなさま
音響：サウンドムーサ（諸鍛冶保美）　杉崎享史（ブースカ）

堀江さんは、ご自信のCDで、ボクの「遠い空より近く」「生命歌いましょう」も歌ってくださっている方です。柴田さんは、堀江さんの音楽の先生でもあり、ピアノのとっても上手な方です。

みんなで、一人じゃないよって確かめ合いながら、明日をあきらめない、そんな時間を一緒に作っていきましょうね。お待ちしています。ぜひ、お越しください。

鳥たちは　それでも歌う　春うたう　へんちゃか　ぺんちゃか