今年もみんなと歌いたいが~!
初春や ズボンがちょいと きついなり へんちゃか ぺんちゃか
皆の衆、新年おめでとうでごんす。
なんてのう、こんな中旬、小正月になってしまったわい。わしも、のんびりしてしまって、ついつい、ごあいさつを忘れてしもうたわい。許してくだされや。餅が腹から頭に回ったみたいで、脳みそがフニャフニャじゃ。少々、気合を入れていかんとな。本年も、よろしゅう頼むでのう!
みなさ~ん、お元気ですか~?
本当に、ごあいさつが遅くなってしまいました。もう、コンサートも始まっているんだけど、自称ヘビメタ(ヘビーメタボリック)進ちゃんに、言われちゃったんだよねえ。
「あのさあ、今年になって、ホームページの日記、書いてないでしょ!」
うううう、そうでした、そうでした。
なんとな~く、ぼけ~っとしていて、やらねばならぬ、やらねばならぬ…とは思いつつも、ま、明日でいいや、明日でいいや、ねねねのね…ってな具合で、毎日が過ぎてしまったのでした。こうして、12月になってゆくのでありました(これ!その前に書きなさ~い!)。
年末から正月は、例年通り、故郷のチベット山奥にこもり(う、うっそ~?)、ひとり静かに座禅を組み、小鳥と話し、いのししに追いかけられ、冷たく激しい滝に打たれ、修行三昧の日々(なわけ、ないない)。温泉にも入らず、何も食べず、ただただ、瞑想にふける時間を過ごしていたのでありました(だ~から~、ありえないってば!)。結果、ズボンが、ちと、きついかな!(やっぱねえ!)
あ、さて~、今年の仕事始めは、静岡市清水でのコンサート。
1200人収容のホールに、な、なんと、800人以上も来てくださり(日本野鳥の会発表)、それは、それは愉快に歌うことができたのでした。ちょっと、声はかすれましたが、そこはご愛嬌。二部では、なんとか復活し、ラジオ番組「ユズリンの音楽日記」の録音も兼ねて、楽しく歌うことができましたよ。じいじ(今村政司氏)もニコニコ顔で、普段以上に安心感の中で、時間は過ぎてゆくのでありました。
障害者の方々の福祉施設主催のコンサート。
来てくださった多くの方が、最初から心を開いてくださり、声をかけてくれるんです。もう、何よりもの励み!こんな応援をもらうと、つい、お調子に乗ってしまうわけですよ。ってなわけで、予定時間を少々、伸びてしまい、閉館時刻ぎりぎりになってしまったわけでした(いつものことだよね~)。
後日、こんなメールが届いたんです。
…清水のコンサート行きました♪ 実はユズリンのコンサート3回目。私は、静岡市の城北小学校出身です。コンサートをしに来てくれましたね。当時に戻ったようでした。涙が出ました。また出会えて良かった!!沢山の感動と勇気をありがとう(^^)。
95年と99年にうかがっているので、もう成人していらっしゃるんでしょうね。子どもの時に歌った歌、出会った歌に再会…。どんな気持ちだったのかなあ?きっと、あの頃の思い出のみならず、今だから聞こえる「言葉」もあるんでしょうね。あの時は、素通りだったのに、なんだか、やたらに引っかかる。ありますよね?そういう「言葉」って。
さらには、ラジオを聴いてくださっている方からも、
…9日、コンサート会場に入場し、その雰囲気に驚きました。学校の先生をやめ、今の仕事を選んだユズリンの熱い思いが強く伝わってきました。他の有名な歌手のコンサートと違う、ユズリンの熱い思いが強く伝わってきて、納得です。頑張れユズリン!
静岡市 今年62歳のジージーより
ラジオからの出会いで、こんなふうに応援してもらえるなんて、本当に幸せですよね。心が、ホカホカ温まってくるんですね。ありがとうございました。
お二人のメッセージに、時の流れを感じながらも、自分の軌跡にさえ思いを馳せる、そんなお坊ちゃまなのでした(えっ?今年も、お坊ちゃま路線~?)。
で、インフルエンザの影響で、延期になっていた小学校コンサートも再開!
これまた、静岡市内の小学校だったんだけど、いいんだよねえ。だってさあ、6年生や5年生が「友達っていいな」の時に、自分たちの意思で立ち上がって、肩組みしてくれるんだよ!いいでしょ、でしょ、でしょ?
この一年間、様々な事件を乗り越えて、クラスの仲間と「友情」を育んできた。もちろん、先生も一緒に。なんか、そんな事を想像しながら、彼らの姿を見ているだけで、ウルウルしちゃうんです。お家の方や、先生方が蒔き続けた種、うんうん、芽吹いているんだよね。この子達が、また、いつか大人になったとき、コンサートに来てくれたらいいなあ。あ、待てよ、その時って、このお坊ちゃま、歌っているのかな?う~ん、まずは、そこが一番の心配なのでした(た、たしかに)。
でね、でね。
昨日、びっくりする事があったんです。嬉しい情報が舞い込んできたんです!
というわけで、それは、また来週~!えっ?なに?知りたい?どうしても、聞きたい?どうしよっかなあ~?あ、ごめんなさい。話します、話します。だから、聞いてちょうだい~!
って言うのは、沖縄出身で、目が不自由な歌手、新垣勉さんって、ご存知ですか?ほら、「さとうきび畑」とか歌っている方です。ドキュメンタリー番組でも取り上げられていましたよね。その方が、昨年末に出されたアルバム『届けたい~あなたに愛を』(ビクター)の中に、な、なんと、「人愛しくて」が入っているんです!はい、拍手、拍手!ありがとう、ありがとう。
最初は、信じられなくて、同名の違う曲だろうと思いながらも、調べてみたら、あ~るじゃあ~りませんか。作詞/作曲 柚 梨太郎って!まさか、こんな変な名前の作詞・作曲をする人は、いないよね~。で、まだまだ疑い深いお坊ちゃまは、インターネットでさらに調査を進めたわけさ(んな、大げさな)。すると、ちょっとだけ視聴できるページがあって、おそるおそる聞いてみたら、
「笑~うことさえ~ でき~ないときには~…」
おおおおおおおおおおっ!
こりゃ、間違いないわい!わしの歌じゃ~!(あれ、キャラが変わってる?)と飛び上がってしまったのでありました。これがさ、また、うまいんだわ!あ、当たり前なんだけど、ホールで生で聞きたくなっちゃうわけさ!
前にも、静岡市の、堀江きよさんという方が「生命歌いましょう」と「遠い空より近く」をCDに収録してくださったんですよ。この方も、うまい!
なんだか、自分の歌じゃないみたいな、う~ん、なんていうか、良い歌に聞こえちゃうんだよねえ。正統派、実力派の歌手って、やっぱり、すごいんだよねえ。お坊ちゃまの、正統的「キャラ歌」とは、全然違う世界なんだよねえ。んだ、んだ。
というわけで、あなたも、すぐにCDショップにゴー!(って、古い?)お坊ちゃまも、買いに行かなきゃ。というわけで、まったねえ。バッハッハ~イ、ユッズヨ~ン!
わしも聞いたぞえ。
ええのう。ほんまもんは、やっぱ、ええわい。
人それぞれの味わいじゃな。柚坊には柚坊の、新垣さんには新垣さんの、そして、南沙織さんには、南沙織さんの(…?)。味わいだけはある柚坊の歌謡演芸会も、続くでのう。是非、来てやってくれぞなもし。詳しくは、日程表(スケジュール)を見てくだされや!ほんだば、まったのう。ジッジヨ~ン!
かじかんだ 指で笑って ピアノ弾く へんちゃか ぺんちゃか
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