友達っていいな
スケジュール 今年はめちゃくちゃ へんちゃか ぺんちゃか
時代の変化と共に、おかしなものまで世間を騒がしとるのう。
インフルエンザっちゅう、カタカナの病(やまい)じゃわい。やつらも、生き延びるために、どんどん進化するんじゃが、困ったもんじゃわい。人の生命をおびやかして。しっかしじゃよ、わしらを滅ぼしたら、自らも滅んでしまうわけじゃよな?取り付くものがいなくなってしまえば…。う~ん、共存は無理なのかいのう。
ああああああああああああ。
もう、スケジュールが大混乱!
そうです、爺も言っているように、インフルエンザの大流行で、小学校コンサートが延期だらけ!中には、すでに「中止」という学校まで出てきてしまっているわけですよ。それに伴って、音響さんでしょ、それから、伴奏の「実写版 あんぱんまん」でしょ?え、それって誰かって?ああ、そうか、そうでした。それはね、自称「ヘビ・メタ(ヘビー・メタボ)」の進ちゃんですよ(納得、ナットク)。さらには、イケ面パーカッションの正昭くんでしょ?
ほんでもって、すでに宿や、交通機関のチケットも手配済みでしょ。
すべて、キャンセルだし、キャンセル代も発生するでしょ…。
ああああああああああああ。
でもさ、そんなことよりも、何よりも、子ども達や先生方に会えないことが、これまた寂しくて。
生命、健康が第一なんだからと、何度も何度も言い聞かせて、ふんばっています(よっ!えらいぞ、ユズリン!)それに、延期のところは、また会う機会があるわけだし、楽しみが、後ろに延びたと思えば、逆にワクワクするしね。今は、ただ、じっと耐えるだけなのでありました(って、そんな大げさな)。
そんな中、「とにかく実施するのだ~!」という小学校もありまして、「気力で、インフルエンザを吹き飛ばすのだ~!」と言ったかどうかは、定かではありませんが、実現できている小学校も、もちろんあるわけです。本当、幸い、インフルエンザに脅かされていないわけです(油断禁物だよ!)。
静岡県裾野市のとある小学校のこと。
←これ見て!
玄関を入ったら、小さな黒板に書かれていたんです。ありがたいなあ、歓迎されているんだなあ、と嬉しく見つめたら、な、なんと、名前の次に書かれている文字!まいりました。しか~し、誰の魂胆かは、すぐにわかったのです。大学時代の友達の「○○教頭先生」のいたずらなのでありました!事務室の前なのに、思わず、大声で笑ってしまったのでありました。
さらには、校務員さんが(女性)、笑顔で近づいてきて、
「ラジオ、聴いているわよ!じいじにも、よろしく伝えておいてね。」
こういう反応は、さすが、静岡県!
ありがたや、ありがたや。
さあ、いよいよ、コンサート開演です。
子ども達に「ユッズリ~ン!」と呼ばれる中、ステージに登場したら、あららららららららら、な、なんと、全員、マスクマンに大変身!子ども達のみならず、先生方も、保護者の方々も、地域の皆様までもが、「マスクマン参上!」状態なのでした。
子ども達は、歌いたいんだけど、マスクがじゃまで歌えないわけさ。
息苦しいものね。思い切り歌おうとすると、そのたびに、マスクが、びよ~ん、びよ~んと前に飛び出すんだよ(うそ、うそ)。それでも、楽しい時間は、あっという間に過ぎてゆくのでありました。
終了後、音楽の先生に(これまた、大学の友達)、
「思い切り声を響かせられなくて、すみませんでした。」
と話すと、な、なんと、こんな素敵なことを言ってくれたのでした。
「そんなことないですよ。私には、子ども達の喜んでいる表情が、マスクの下にちゃんと見えましたよ。」
つい、見た目などで判断してしまう、そんな自分をまたまた反省したのは、言うまでもありません。それにしても、すごいでしょ?この音楽の先生の感性。ぼくの友達なんだよ。すごいでしょ?でしょ、でしょ?やっぱり、子ども達を真ん中に置いて、日々、過ごしている先生なんだなあ。本物の先生なんだよねえ。さすが!思わず、『そうっと目をとじて』を聞き返してしまいました。はい、あなたも、どうぞ!
そして、そして、24日と25日は、静岡県の国民文化祭!
伊東市で歌わせてもらってきました。二日連続で、声が出るかなあと心配でしたが、なんとか大丈夫でした、はい。
24日は、子ども達の企画で「ゆずりんと歌いたい・踊りたい」というもの。一時間くらいでと言われていたんだけど、ほれ、この頭の中だけがかわいいお坊ちゃま、スイッチが入っちゃったわけさ。どこでなのかは不明なんだけど、確かに、音がしたんだよねえ。カチッとね。で、二時間になってしまいましたとさ(って、おとぎ話かい!)。
だってさ、伊東市宇佐美の子ども達って、すごいんだよ。
今年発売した、ダンスDVD「TEAM EARTH」にも収録されている『学校パラダイス』(子ども達の創作)に続いて、今度は『みんなみんな輝け!』を創ってくれたんです!初めて見せてもらったんだけど、この歌は、今までの歌の題名をつなげて一曲に仕上げたでしょ?(はい、わからない人は、今すぐに音楽センターまで申し込んでね。CD「Invitation to YUZZ Ⅲ TEAM EARTH」をくださいってね。うっひょっひょ。)
だから、ダンスの振りの中に、その曲が出てくるわけですよ。え?わからない?だっから~、つっまり~、「笑顔がかさなれば」だったら、あの手遊びね。「少年少女冒険隊」だったら、足を上げるところの振り。これで、なんとなく理解できるかなあ?これは、必見です!今までのユズリンソングを知っている方ならば、うなずいてしまう場面ばかりですよ。
そんなわけで、予想をはるかに上回るダンスだったし、やる気も満々だったので、途中、また悪い癖が出てきて、ちょっと手直しさせていただいて、翌日のコンサートでも踊ってもらったのでありました(拍手かっさいでした、はい)。
歌も「TEAM EARTH」に挑戦。
自分のクラスで指導しているみたいに、ついつい、力が入ってしまったんです。サマーカレッジでも、ほとんどしなかったような、歌詞、言葉の意味合いとかね、歌い方の細かい細かい約束ごととかね。そして、それに着いてきてくれる、そんな子ども達なのでありました(宇佐美だけじゃなくて、東京からも来てくれて、ありがとう)。
25日のコンサートは、「~夢~」と副題にあって、それぞれの人生に寄り添えるように、ていねいに歌わせてもらえましたよ。金沢に続いて、『紫陽花』ではオカリナを吹いてくださり、これまた、おみごと。さらに、下田の仲間達の『未来の地図』の合唱にも、感激でした。子ども達から大人まで、20人くらいの合唱、本当にいいものですね。
この『未来の地図』の選曲の理由。
後から知りましたが、涙なくして読めませんでした。これは、また、SBSラジオの「ユズリンの音楽日記」でも紹介するので、聞いてくださいね(本人の承諾もないのに…)。
10月最後のコンサートは、都内練馬区の小学校。
サマーカレッジに参加してくださっている先生が、4~5人もいる小学校なんです。800人の子ども達のまとまり、温かさ、そして、集中力。もう、素晴らしいの一言でした。『きっとできる』の曲のとき、全員がジャンプしてくれたんです(ああ、そうか。なんのことかわかりませんよね。そんなあなた、一度、是非、コンサートに足を運んでくださいね。そうすれば、あ、これね…ってすぐに理解できますよ)。
何よりも、先生方の温かな笑顔、笑顔、笑顔!
校長先生を柱に、全員が「チーム」として機能している学校だったのです。お坊ちゃまが教員時代、厳しくも、温かくしかってくれて、導いてくださった諸先輩の先生が、そこかしこにいるような、そんな雰囲気を感じることができました(あ、もちろん、みなさん若いけどね)。この写真はね、副校長先生がくださったんです。とても味わいのある、子ども達の顔、表情。いいでしょ?
誰かと比べることはしてはいけませんが、するつもりもありませんが、こういう小学校が、まだ日本にはあるんだぞ!っていう力強さをいただきました。なんだか、背中を押してもらえました。
「ユズリン、体が動くうちに、声が出るうちに、もっともっと、あっちこっち出かけてくださいね。」
そう語ってもらえているようで、幸せな時間でしたよ。時代がどんなに変わっても、伝えたい思いは、やっぱり、同じ。う~ん、人っていいなあ。今はちょっと苦しい時期ですが、旗、降ろさずに歩きましょうね。
あ、また、こんなに長くなっちゃった。付き合ってくださり、ありがとうございました。11月は、石川県金沢市のコンサート、かほく市の小学校コンサート、京都の保育園コンサート、そして、九州上陸なのだ~(って、ガメラかい!)。楽しみながら、歌ってくるからね~、じゃあねえ。バッハッハ~イ!ユッズヨ~ン!
佐賀県武雄市の柚坊独演会が、中止になってしまったわい。しっかしじゃ、来年の春に開催したいとの意向が入ったぞえ。この力、ええのう。また、お知らせするから、ご近所お誘い合わせの上、来てくだされや。ほんだば、まったのう。ジッジヨ~ン!
めだかちゃん お日様来るまで 朝寝坊 へんちゃか ぺんちゃか
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