ユズリンキャラクター
新着情報
プロフィール
スケジュール
ライブラリ
ユズリン日記
学校公演・コンサートのお問い合わせ お問い合わせ
SBSラジオ「ユズリンの音楽日記」
ユズリン日記 HOMEINDEXBACK

いつの間にか しっかり秋なのだ

2009/10/05

夏の日の 汗も実るや 十六夜(いざよい)に へんちゃか ぺんちゃか

また今年も秋とご対面。来年も会いたいなあ

皆の衆、お元気かいのう?
世の中も、一歩ずつじゃが、未知の道を歩き始めたわい(みちのみち…う、うまい!)。が、喜びは半分じゃ、用心せよ!ほんに、わしらのためになる世の中づくりなのか、生命が真ん中にあるのか、何でも見るのだぞえ!聞くのだぞえ!言うのだぞえ!


いいねえ、いいねえ、秋ですねえ。
あの忙しすぎた夏の日々が、まるで嘘のように、おだやかな日々ですねえ。なに?冗談じゃない!もう、くたくたでまいっちゃうって?失礼しました。そ、そうですよねえ。運動会もあるし、成績付けもあるし、春夏秋冬、心休まるときがないものですよね。ま、そんな時だからこそ、おかしなお坊ちゃまのアルバムでも、聞いてみてくださいな。バラードもあるからねえ。秋の夜長、う~ん、かなり、いいかも~!

夏のサマーカレッジで歌って、踊って、遊んで…。
主に、小学校コンサートが多いので、その成果と言いますか、結果を見ることができないんです。なぜなら、学校コンサートに呼んでいただいている学校の先生が、必ずしも、サマカレに参加しているとは限らないからです。

「なんか、良いって聞いたので、うちにも来てもらえますか?」
という口コミが多いお坊ちゃまコンサート。サマカレまでは、手が届かないのが現状。ということは、定番の「きみとぼくの間に」「ドンマイ」「笑顔がかさなれば」「少年少女冒険隊」は、なんとか歌えてもらえても、新しいアルバムの曲は、ほとんど無理な状態なんです。

なんだか光っているように見えた、長崎の町なのですそんな中、なんと、長崎で見せてもらえたのです!
もう三年連続で呼んでいただいている、野母崎にある三和(さんわ)幼稚園のコンサート。
ホールを借りての本格的なコンサートで、保護者の方々も、たくさん来てくださいます。今年、その曲目に、一番大きなクラスの子ども達(そうそう、年長さんね)が、「きみが笑えば 宇宙も笑う」を踊ってくれたんです。

最初はね、「えっ、この曲って、見せるダンスじゃないんだけどなあ」と思っていたんです。ところが、リハーサル(一応、出方とか立つ位置も確かめます)で、踊ってくれる姿を見た瞬間、ワクワクし始めてしまったんです。単純な動作の繰り返しのダンスですが、一箇所だけ、ものすごく難しい部分があるんですね。サマカレ参加者でも、おそらく気づいていない部分なんです。それは、手をつないで軽快に歩きながら、友達と出会って「おはよう」とか「こんにちは~」という部分、ここなんです!

毎年お世話になっている、長崎のホールなのですなに、そんなの簡単じゃん。
って思いがちですが、大間違い!
自分から友達を探さなければ、探せなければ、成立しないダンスなんです。

ここよ、ここ!
日頃の人間関係ができていなかったり、友達と関わる力(ある人が、こういう力こそ、学力のひとつなんだよと教えてくれました)が未熟だったりすると、できないわけです。でしょ、でしょ?

この頃は、大人でさえ、かかわり方が苦手な人が増えているのに、それを小さな子ども達が、みごとにやってのけてしまうわけ!ステージの上で、ピアノにもぶつからず、音響の配線にも引っかからず、下に落ちることもなく、たくみに走り抜けながら、新しい友達に近づいて「こんにちは~ こんにちは~」ってね。

しまいには、歌っているボクにも近づいてくれるんです。マイクを持っている僕の手も、気を遣いつつ、握ってくれるわけなんですね。その瞬間、感じたんです。「三年間、この幼稚園に来ているけど、ちゃんと成長しているんだなあ」「子ども達を真ん中に置いて、先生方、がんばってきたんだなあ」って。

長崎って言えば「特急かもめ」だよね~!黒いかもめもあるんだよ~ん長崎は、原爆が落とされた町です。
たくさんの方が一瞬に消され、そして、明日を奪われた町。今でも、まだ苦しみが消えない町。それなのに、なぜだか、今回は、町が光っているように見えて、仕方ありませんでした。

長崎駅まで送ってくださった事務長さんが、嬉しいことを話しださったし、園長先生も素敵な絵本を描いているし(僕の歌と重なる部分が多いんです。本当に共感し合えます)。
そして、園の先生が笑いながら話してくれました。

「うちの子ども達って、本当に面白いんですよ。だってね、行事で歌う歌のときは、まあまあ、それっぽく歌うんだけど、ユズリンの歌になると、豹変するの。急に元気百倍になって、その変化がおかしくて、おかしくて…。」

これって、誉められているんですよね?
ね、ね、ねねねのね?

バスなのに、モノレールみたいな感じの、名古屋の小学校への移動名古屋の小学校、残暑が厳しかったけど、子ども達は笑顔キラキラ!先生方は、ピッカマンを踊ってくださって、会場、大盛り上がり!職員集団が、みごとにまとまっていました。うらやましいくらい!

沼津の小学校にうかがったら、中学・高校の時の後輩もいて、驚きながらも嬉しい再会。そうそう、ここの校長先生(女性)が、終わってから話してくださいました。
「私ね、四月に先生方にお願いしたの。歌声が響く学校を作ってちょうだいってね。だから、朝の会、帰りの会、どのクラスからも、ばんばん歌が響くのよ。学校は、文化の発信地だものね。」

子ども達も先生方も、みんなで「友達っていいな」に挑戦中静岡市清水区のPTA主催コンサートでは、新旧PTA会長さんが、これまた素敵な人で(ラジオも聞いてくださっているんですよ)、人として基本的なあいさつ運動に取り組んでいきたいと。でもね、進めるに当たっても、けっこう大変なんだそうです。っていうのは、人それぞれの考え方があって、あいさつは大事だけど、知らない人にすると、危険な事件が多いから、100%は賛成できないとか…ね。

確かに、そのとおりですね。
すると、会長さんが、続けてくれたんです。
「逆に、知らない人、ちょっと怪しいかなと思える人にもあいさつする、声をかけたら、その人の心もやわらぐし、この町はみんなが自分を見ていると思って、変な事件は起こせないんじゃないかって…。」

いいなあ、いいなあ。
こういう考え方、いいなあ!
大きな話になっちゃうけど、戦争も同じだものね。
武器を持っておどすような「平和」じゃ、いつか壊れるものね。
いいなあ、こういう大人がいっぱい増えたら、いいなあ。

さあ、本格的に歌いまくる季節に突入です。
あ、そうだ!運動会で「TEAM EARTH」に取り組んでくれている小学校にも行くんですよ。コンサート当日、見せてくれるように頼んでしまいました。う~ん、すっごく楽しみ!子ども達が踊ってくれる「TEAM EARTH」は初めてなので、もう、楽しみ~!写真、撮れたらいいなあ。いかんせん、ボクは歌っているから写せないんだよなあ。これが、問題なのだ~。

ラジオの収録をしていたら、SBSのスタジオ見学に、裾野市の深良小学校の子ども達が偶然来ていて、出会ったんです。今月末にうかがう小学校で、お互いにびっくり!思わず、リクエストを聞いてしまいました。スタートラインということで、ちゃんと放送しましたよ。

というわけで、次回は、いよいよ、驚きのニュース、お知らせがありますからね。来年、新しいアルバムはないんですが、あのね、あのね…やっぱ、次回まで、ヒ・ミ・ツ。うっひょっひょ。というわけで、バッハッハ~イ、ユッズヨ~ン!


ええのう、ええのう。
日本も、まだまだ捨てたもんじゃないわい。柚坊が出会う人は、ほんに良い人ばっかりじゃのう。笑顔を送れば 笑顔が返るよ…うんうん、この心、忘れずにいこうのう。ほんだば、まったのう。ジッジヨ~ン!

秋の旅で、村の人のお湯にも入らせてもらいました

9月はね 新曲五つ できました へんちゃか ぺんちゃか