客席にマスクの花が咲きました
好かれたい でも その前に 好きになる へんちゃか ぺんちゃか
何を考えておるんじゃろうのう。
この時代になっても、まだ、核兵器の実験じゃと!情けないのう。わしゃあ、肩の力が抜けるぞえ。争うときは、もう、終わりじゃ。理屈じゃなくて、事実を見るのじゃ!皆の衆で、力を合わせねば、この青い星も、なくなってしまうのじゃ。私利私欲で動くやからよ、目を覚ますのじゃ!
あんたはんにも、愛する人はおるじゃろうて。それさえ思えば、二度と「戦争ができる国」にしようとは、思わんはずじゃ。のう?違うかい?お互いに、少しずつ好きになったら、それで、ええんじゃ。
行ってきましたよ~!
京都の亀岡でのコンサートに!
新型インフルエンザの影響で、中止か…と思いきや、亀岡が規制地区からはずれたおかげで、とにかく開催できたこと。これには、ホッとしました。でもさ、町も電車の中も、ホテルも、心なしか、静かだったなあ。みんな、気をつけて、出歩かなかったんですね。自分で考えての行動(だと思います)、素晴らしいです。インフルエンザは、確かに怖いものね。目に見えないし、「新型」ということで、どんな毒性があるかわからない。だから、怖いんですよね。
ずっと前、ある方が話してくれた言葉を思い出します。
「知は力」
そう、本当のことを知るということは、大事なんですね。今また、感じます。知らないから怖い。見えないから怖い。うわさだけが走る…これが、最も怖いことです。何を知っていて、何を知らないのか。もっと、勉強せねば!ですね。
さてさて、亀岡のコンサートは、99YEARSというサークルと、親子劇場の合同コンサートなんだけど、もう、8回目になるんですよ。すっごいよね~。気づいたら、8回目!ということは、小学校一年生だった子も、中学二年生になっているわけですよ。ね、ね、わかるでしょ?(え?当たり前じゃんって?)
何を感動しているかと言うとね、小学生だった子ども達が、中学生になっても、何人かは、一緒に歌って、踊ってくれているっていうことなんですよ!だってさ、普通は、思春期だよ。ってことは、柚坊コンサートになんか、来るわけないじゃん!(って、自分で自信を持って言うかい!)
音楽の好みも変化して、もっと、違う方向に走るのが、あったりまえだの久喜のクッキーさ!(え?い、意味が…)それなのに、ああ、それなのに、柚坊を捨て去らずに、ポケットの中に入れてくれているんだよねえ。嬉しいったら、ありゃしない!
リハーサルで、あまりにも歌がうまいし、動きもキビキビしているし、笑顔もキラキラしているから、思わず、またまた、いたずら心が動き出してしまったわけさ!うっひょっひょ。
「そうだ、いいこと思いついた!」
ってなわけで、「ドンマイ」の三番。
…月に一度の参観日 いいとこ見せるぞ 母さんに わからないけど手を上げた…
と子ども達だけに歌ってもらい、し・か・も、「あら~、さされちゃった」は、台詞のように、全員に演じてもらったのでした。これまた、うまい!よっ、憎いよ!この、この~!
で、うまいのは、歌だけじゃ~ないのだ。
「ごきげんいい気分」のダンスでは、はつらつとしているし、あの難しい「ユウジョーンの誓い」でさえ、かっこええのよ。ほんま、ほんま(いつのまに、関西弁?)。そやさかい、うちのグループの女子メンバーに、言うたがな。
「あのな、くるって回るとこ、あるやろ?あっこ、全部、一回やのうて、二回にしような。ええか?他のグループには内緒やで。うっひょっひょ。」
もう、かっこええ!
何がって、顔なんだよねえ。そうそう、ダンスは、顔で踊るのだ~!(by 柚坊)
おお~っと、子ども達の活躍を黙って見ていられないのが、亀岡の大人たちだ~!
「ちょっと~、子ども達、やるやないけ!」
「そやなあ、こりゃ、大人も負けられへんなあ。」
「せや、せや。やったろや、ないけ~!」
「おばはんパワーを見せたろ、見せたろ!」
「よっしゃ、ほな、行くで~!」
と、会話も盛り上がり(実際にあったかどうかは、不明です。あしからず)、「テレパシーを送ります」では、はじけ、「ごきげんいい気分」では、ペア同士が衣装をそろえ、お医者さんあり、バスガイドさんあり、女子高校生ありで、歌っているお坊ちゃまは、驚きまくり!そうそう、写真がないのが、本当に残念。これは、必見でした!一度は見るべきでした!(って、どういう意味やねん)
予定になかったのに、「そうっと目をとじて」も、開演直前に
「ねえねえ、きれいなお姉さ~ん、歌ってちょうだいな。」
という、お坊ちゃまの“おねだり攻撃”に遭いながらも、必死で覚え、お客様からは、
「よっぽど、前々から、きちんと練習していたのね。」
と感嘆されるほどの歌声を響かせたのでありました…。
しか~し、この日、最も驚いたのが「先生」の合唱だったんです。
前にも、みんなで合唱にしたことがあったのですが、その時は、自分で合唱譜を書いていながら、なんとなく、しっくりこない…そんなイメージがあったんです。うまい、とか、へた、とか、そういう次元じゃなくてね。何かが違う…そう、何かが違っていたのです。ところが、今回は、しっくりと流れたんですよ!そしてね、その理由がわかりました。
…「先生」の合唱練習で、音程は合うけれど、「心」がひとつになっていないと、指導の先生から、何度も指摘され、みんなで、頭をかかえたことを思い出します。特に、私は教員ですが、最初の
~子どものことを好きなだけではダメだけど~
の、この思いが、なかなか、クリアーできませんでした。なぜなら、子ども達のことを「好きじゃない」思いを持つ時の方が、多いのです。そんなとき、指導の先生が話してくれました。
「好かれようと思うから、しんどいんだよ。好きになることは、いくらでも、できる。こちらが変われば、いいんだから。」
なんだか、ストンと落ちた言葉でした…。
歌詞は、ときに残酷ですよね。その時の気持ちで、僕らの心を励ますこともあれば、傷つけてしまう場合だってあります。作者の意図としない状況になってしまうことも、あるんですね。しかし、不思議なもので、あるときに、突然、“見える”瞬間が来るのです。何かのおかげで、“見える”んです!それは、経験かもしれないし、年齢のおかげかもしれないし、誰かのさりげない言葉なのかもしれないし…。
さあ、次回は、いよいよ、新しいダンスDVD「TEAM EARTH」のお知らせをしましょうね。お楽しみにね。じゃあ、またね。ユッズヨ~ン!
柚坊に届く、手紙やら、電子郵便には「くたくたです」「忙しくて」「もう、倒れそう」、そんな文字があふれておるわい。ゆっくりと、休める時間を意識して、作るんじゃよ。ええな。ほんでじゃ、こんな時だからこそ、夏の研修会にも足を運んでみんさい。来るまでは、くたくたじゃが、来てしまえば、きっと、笑顔になるぞい!人はのう、人の中にいると、疲れる。これも事実じゃ。しっかし、人の中にいてこそ、元気にもなれるのじゃ。もう、各地の受け付けは始まっておる。思い切って、一歩を踏み出すことじゃよ。待っとるからのう!ほんだば、ジッジヨ~ン!
歌つばめ あなたも私も 飛んでゆく へんちゃか ぺんちゃか
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