レッドカーペットより面白かった

お別れが　そろそろ来るね　春の空　へんちゃか　ぺんちゃか


卒園、卒業に向けて、現場は忙しいのう。
やっても、やっても追いつかない。嘆き声が聞こえるぞなもし。どうか、体だけは大事にのう。
柚坊、２月に、いくつかの学校にも呼ばれてのう。子ども達と、歌ってきたわい。
静岡市の南部特別支援学校は、面白かったそうじゃよ。特に、開幕時の先生や生徒さんたちの「おそうじ洗隊　キラキラピッカマン」の劇！まるで、N○K教育で放送している、「筋肉の筋を伸ばそうぜ指導員」みたいな内容だったそうじゃ。それにじゃ、記念写真も、どえりゃあ、大変でなあ。写真撮影係りが、四人も同時に写そうとするから、どっこを見ていいもんだか、柚坊ならずとも、こりゃ、悩むでのう。

柚坊には、なかなか見えない表情の変化をちゃんと見ている、保護者の方々や先生方（養護学校の先生方って、こういうところが敏感で、すごい！）が、

「あの子がね、笑っていたんですよ。」
「二時間、立ってはいられない子が、ずっと、参加しっぱなしだったんです。」
「途中の休憩、心配する必要ありませんでしたね、やっぱり。」

と、心あたたまる言葉をかけてくださってのう…。報告を聞いているわしまでもが、もう、涙、涙じゃよ。ま、とにかくじゃ、みんなで同じ時間を共有できるっちゅうことの素晴らしさを、また、教えられたわい。教育の価値は、ここらへんにあるんじゃなかろうか？
なんにしても、ほんに、良かった、良かった。


さ、寒かった～！
静岡市内のさ、伝馬町小学校の保護者の方々が呼んでくださり、午前中にコンサートだったんだよ。PTA主催で、休日だから、卒業生まで来てくれたんだよねえ。うっれしいよねえ、ねえ、ねえ。中学生、高校生になっても、それでも「思い出の歌」のポケットに入れてもらえているなんてさ、こんな喜び、ないもんねえ、ねえ、ねえ。

たださ、寒かった。
静岡なのに、寒かった。
うん、寒かった…。寒かったね、うんうん、寒かったずら～！

いつもなら、どんな状況でも、歌に徹していたのに、この日は、
「ダメだ、こりゃ。指が動かない！ま、いいや、遊んじゃおうっと！」
ってな具合で（ま、指が動かないんじゃ、しょうがないか）、歌そっちのけで、遊んでしまったのでした～。そのおかげで、体が、ほんの少しだけど、ホカホカしたしね。親子連れだったから、協力体制もばっちりだったしね（あ、何人かのお父様は、「コンサートじゃないじゃん」と、すすす～っと、後ろの椅子席に移動して、腕組みして微動だにしてなかったけど…。気になったけど…。でも～、当然だよねえ）。

だけどね、コンサートの後の感想で、
「今日は、レッドカーペットより、おもしろかったです。」
って書いてくれた子がいたんだよ！もう、感激～！やっぱりさあ、一緒に身体を動かすって、良いことなんだよね。テレビだと、どうしても、観ているだけでしょ？参加するってこと、いいんだよねえ。
いつも、こだわっているんだけど、「面白さ」の「質」も体感してくれたんだよね、きっと。伝わったんだね、彼に。うんうん、やっぱ、涙が出ちゃうよね。

それにさ、コンサートの本当の最後で、さっきの、椅子席移動お父様が、大きな拍手をしてくれたんだよ！その日、初めてさ～！怒ってなかったんだよね。ちゃんと、耳をふさがずに、聴いてくれていたんだよね、その方なりに、参加してくれていたんだよね。これまた、ホッとしたよ～！ありがとう～！

と、機嫌よくしたところで、さあ、新しいアルバム「Invitation to YUZZ　Ⅲ　TEAM EARTH」の曲目を紹介しましょうね。曲順も、このとおりですよ。

1.この地球(ほし)に生まれて～いつも忘れない～（オルゴール・ヴァージョン）
2.TEAM EARTH
3.この青い地球で
4.きみが笑えば　宇宙も笑う
5.夢があれば
6.ボクがついているのさ
7.みんな　みんな輝け！
8.ぬくもりの家（大功の家　イメージソング）
9.夕焼けのおみやげ
10.あなたとSwing！
11.そうっと目をとじて
12.紫陽花
13.さりげなく
14.この世界にひとり
15.星が願いを
16.ありがとう　大好きさ（オルゴール・ヴァージョン）

は～い、今日のところは、これで、おしま～い！
え？
曲について、少し知りたいって～？　んも～、わがままなんだから～！（あんたにだけは、言われたくないわい！）じゃ、ちょっとだけだよ、忙しいんだからさあ…、あ、ごめんなさい。違うページに飛ばないで～！話しますよ、話しますよ、そこの、かわいいあ・な・た！で～も、一曲でお許しを。

タイトル曲の「TEAM EARTH」からですよね、まずは。
アレンジは、進藤克己氏。
さまざまな宇宙的な音（行ったことないけど、たぶん、こんな感じ～？）に包まれていますよ。
「ユウジョーンの誓い」は、まったくのコンピューターサウンドだったんだけど、これは違います。きちんと、人間がたたくドラムスや、ギター、ベースを元にしていますよ。
「聞き分けられる耳」　さてさて、あなたに、あるかなあ？どうかなあ？心配だなあ？（って、ごちゃごちゃ言わずに、続けて！）

CDに針を落とすと…あ、間違えちゃった、そうじゃなくって、プレイボタンを押すと（実際は２曲目だよ、オルゴールの次だからね）、いきなり、ゆっくりめに「チーム・アース　きみもぼ～くも…」と、１０人以上のユズリンが歌い始めます（う、うるさそう）。大丈夫、大丈夫、控えめだから（あ、聞こえた？）。
で、玉木正昭大先生のドラムスがきっかけで、テンポアップして、ガンガンに始まるんだぜ～！イェ～イ！
そこのベイビ～、ノってるか～い？イェ～イ！
間奏のエレキギターが、泣いているぜ～！イェ～イ！
ベースが腹の底に響くぜ～！イェ～イ！
なかなか、CDの予約が入らなくて、泣いているぜ～！イェ～イ！
…う、うん？そ、そうなの？

えっと、話を戻して、この曲は、ダンス曲なので、リズムが明確な編曲になっています（ダンスは、もうちょっとで完成しそうですよ。グループで踊ろうね～）。おそらく、何かの作業、そう、単純な作業をしながら聞いたら、仕事もはかどること、まちがいなしなのだ～！（なんか、テーマからはずれてない？）

いちばんのお気に入りの歌詞はって言うと、

…生まれた意味はわからないけど　ただ嬉しくて　
争うときじゃない　手をつなぎ合えば　風も踊る…

なんだなあ。ここは、特に心を込めて、歌ったからね。聞き逃さないでくださいよ。それと、今回は、英語科出身である、わたくし、ユズリンではありますが、敢えて、敢えて、発音を日本語っぽく、カタカナっぽくしました。はい。以前、「おめでとう誕生日」で、けっこう、ご指導をいただきましたので（直接ではなく、人づてに…こ、こわっ！）、やめました、はい。

特典DVDに収録されているものは、全国ユズリン・アイドルファンクラブ４７人にみなさまがコーラスをしてくださっているので、全然、違う雰囲気の仕上がりになっていますよ。ご期待くださいね。
じゃ、今日は、このへんで、かんべんしてね～。バッハッハ～イ！ユッズヨ～ン！


静岡県の小山町、足柄小学校は１００周年じゃったよ。
それをお祝いしての式典に続いて、柚坊独演会があってのう。この会は、町内の「年長さま」が大活躍じゃ。５０、６０歳なんて、まだまだ、若造！尻が青いのじゃ！その最長老どのが、柚坊に、終演後に、しみじみと、話してくださったわい。
「今日は、笑いながら、あんたの話が身についたよ。」
とな。鼻をたらした、そんな、わがまま柚坊の歌や話に、真剣に耳を傾け、誉めてくださり、学習までしてくださるとは、さっすが、最長老！人間ができておるのう。普通なら、「な～に、えらそうなことをほざいとる！」と、高をくくるのが常。それなのに、ああ、それなのに…。
柚坊、またまた、涙ぐんでおったわい。ほんに、ありがたいのう。ほんだば、まったのう、ジッジヨ～ン！

助けたり　助けられたり　人の世は　へんちゃか　ぺんちゃか