愛する姿は、キラキラ キラリン
無我夢中 だから一年 早いのだ へんちゃか ぺんちゃか
人には、何をしなくてもいい…そんな時間が必要なんじゃな。
誰からも命令されることなく、空にいだかれ、風に誘われ、光に包まれる…。そんな時間が、新たな何かを生み出す力を引き起こすわけじゃよ。じゃから、柚坊も三日連続の日記更新となるわけじゃ。
師走もあとわずかじゃ。先生にも、そんな余裕、自由な時間こそ大事なんじゃ!それが、ひいては子ども達への「愛」につながるわけじゃからのう。
小学校コンサート。
すんなり決まる場合もあれば、よくぞ決まったという場合も…。
10年以上前は、
「ユズリンの歌をいっぱい歌っているから、うちの学校に来て。」
という内容が多かったんだけど、いつの頃からか、
「あのう、よその学校のうわさを聞いて、良かったよって言うので、是非、うちにも。」
に変化。さらには、
「転勤したから、また、来てくださいな。」
という先生もいてくださるし、極めつけは、
「学校が呼んでくれないんだけど、どうしても、子ども達に聞かせたいんです。」
と、保護者の方の熱い思いが、学校中を揺り動かし、実現させてしまう…。
申し訳ないほどのありがたさを感じながらも、そこには、ここに書けないほどのドラマがあるんです。本当、書・け・な・い・ん・で・す(お察しくださいな、ね)。
だってさ、人間って、みんな思いが微妙に違うでしょ?でしょ、でしょ?
顔や体型から始まって、好みも、考え方も、何かを実現させるための方法も違うわけでしょ?簡単に言えば、平和を考えたとき、お坊ちゃまは、戦争放棄、つまり「憲法九条」を大事にしているわけ。でもさ、中には、武器を持っていないと、襲われたときに困るから、「憲法九条」はじゃまだ!っていう人もいるわけでしょ? 正反対の考え方だけど、でも、本音は、どちらも「平和」を望んでいるですよね(そう思いたいなあ)。方法に違いがあるだけで…。
いくたの困難を乗り越えて、お母さんやお父さん達は、可能な限りの道を模索し、そして、ついには、コンサートを実現させてしまうのです。そこには、涙、笑い、悔しさ、お茶菓子、怒り、居酒屋、絶望、あらゆる、悲しみの感情も渦巻くんですよね。えっ?何のことか、わかんないから、ちゃんと書けって?う~ん、う~ん、ここでは、上手に書けないので、どうしても聞きたい方は、金沢の大人のためのコンサート「With
You」や、伊東の人数限定コンサート「あなたを歌う」に参加してね~。そ~したら、もう、怖いほどのお話をしますよ~。もちろん、楽しいお話もね。あなたの開いた口は、もう、二度とふさがらないのだ~!うっひょっひょ。
それでさ、そんなコンサートのひとつが、秋に行われた、石川県金沢市の小学校なんだよねえ。ほら、見て、見て!お父さん方が、密かに練習して、「少年少女冒険隊」をみんなの前で、踊ってくださったわけさ。そしたらさ、そのダンスが、あまりにも素晴らしかったので、会場中の子ども達はもちろん、保護者の方、おじいちゃん、おばあちゃんまでもが、立ち上がって踊ってくれたんだよねえ。言葉で、あれこれ言うだけじゃなくて(踊れ!とか、手をつなげ!仲良くしろ!じゃなくて)、ちゃんと、背中で、いえいえ、お腹で(!)、子ども達に「生きている楽しさ」「人として大事なこと」を教えてくれた、素敵な、素敵な、かっこいい、お腹の大きな保護者のみなさまなのでありました(あ、失礼!)。
さらに、「明日を夢見て」の合唱にも、保護者のみなさまと先生方が、手を取り合って歌ってくれたんだよ。二人の先生のギターと共に、練習に練習を重ねた、その歌声は、体育館中の子ども達を春風のように、優しく抱きしめていったのでした…。
人には、安心できる世界が必要なんだよねえ。
笑えて、あくびができて、寝っころがれて…。
構えなきゃならない毎日、本当に、日本中のみんなが疲れきっちゃって…。
こういう現実って、子ども達の世界でも同じなんだよね。っていうのは、コンサートが始まっても、なかなか歌わない、手をつながない、笑わない、そんな状況があるんだよなあ。
なんとか、与えられた短い時間の中で、心を少しでも開いてくれたらと、ありったけの力を使って、その心に入れてもらおうとするわけさ。だって、この出会いは、その日が最初で最後かもしれないものね。でもね、どうしても、できない場合もあるんだよねえ。まだまだ、力不足ってことなんだけどね。
でね、ある日、やっぱり、なかなか心を開いてくれない小学校があったのさ。それでも、精一杯、手を尽くしたんだけど、やっぱり…。肩を落として、がっかりしながらも、体育館から校舎までの通路を歩いていたらさ、な、なんと、曇った窓ガラスに、
「ゆずりん、最高!」
最高…この文字が書けるって言う事は、高学年でしょ?
なんだか、その瞬間、ホッとして、目も潤ませながら、叫んじゃったよ!
「ああ、伝わっていたんだ。どこかで、ボクとつながってくれていたんだ。うっひょっひょ!」
これはね、とある小学校の校長先生の名刺の裏です。
全国を回っているんだけど、こんな名刺は、初めて!
思わず、ニコニコしちゃうでしょ?この学校に通いたくなるでしょ?何かあったら、校長室に行きたいでしょ?でしょ。でしょ?
学校って、もちろん、勉強がいちばん大事。
でもさ、そこには、人と人の思いやりがないとね。認め合いがないとね。
競争、競争ばかりで、成績だけで評価するような、今の教育制度は、やっぱり、おかしいと思っているし、いやだなあ。もっと、友達と遊びたい、ふざけたい、笑いたい…、こういう子ども達の気持ちを、大人が取り上げてしまっている日本、どこか、間違った道を歩いているんじゃないのかなあ。そんなふうに思うのは、頭の中だけがかわいいお坊ちゃまだけなのかなあ…。
この校長先生の名刺はね、それを確かに教えてくれた、ボクの宝物のひとつです。
う~ん、いいねえ。学校も、まだまだ、捨てたもんじゃないね~!やっぱね~!
来年も、元気良く、笑って過ごすぞ~!
えっ?なに~?もう、掃除は終わったかって?いえ、まだです(おおっ、正直)。じゃ、そいういうことで、大掃除に入りますね。ピッカマンに変身なのだ。まったね~!ユッズヨ~ン!バッハッハ~イ!
ええ校長先生じゃのう。一度、わしも会いに行こうかのう。
それでじゃ、さっきの柚坊が、何でも話しちゃうという、気になる演奏会。先日、伊東で行われた、人数限定(ちょっとオーバー)演奏会の曲目をお知らせしようのう。
その前に人らしく・笑顔でいきましょう・ドンマイ
ちょっとここらでひと休み・笑顔がかさなれば・人愛しくて
歌の変遷コーナー(この手でつかみたい・きみとぼくの間に・レールの果ては見えないけど)
さりげなく~テレパシー・テレパシーを送ります・さりげなく(新曲)・歩いてゆこうMovin’On!
コーヒータイム(ケーキ付き)・大抽選会
砂時計・なつかしの歌コーナー(風に心そめて・とびきりの笑顔を・空と海とあなたと)
ぬくもりの家・遠い空より近く・あなたを歌う・きみとぼくの間に(ア・カペラ)
みんな輝け!・きみと歌えば~七色の虹の輪になる~・あなたに逢えて良かった
来年も、師走に決定したそうじゃよ。あんたはん、予約は今すぐ!808808(やおや、やおや)じゃよ(あ、この番号はでたらめじゃて、ちゃんと調べておくんなまし)。ほんだば、まったのう。ジッジヨ~ン。
ふんばった あなたの頭を なでましょう へんちゃか ぺんちゃか
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