サマカレも はじめの一歩
15年 サマカレ ボクと 同級生 へんちゃか ぺんちゃか
夏祭りの季節になってきたのう。
柚坊も、お祭り大好き人間なんじゃよ。しっかし、この仕事に就いてからというもの、全然、お祭りに行けんでのう。お祭り本来の意味も考えず、ただただ、その雰囲気がいいんじゃと。困ったもんだわさ。豊穣の意味やら、山や田畑、海に感謝する気持ちを教え込まねばのう。
歳なんだよねえ。
疲れがさ、取れないわけさ!
サマカレの翌日は、ボロボロ!ヘロヘロ!ノロノロ!
ゆっくり寝ていればいいのに、ダメ、ダメ、ダメ!いつもどおり、6時には目が覚めてしまうわけさ!寝れないんだよ~。まあ、自然の摂理にかなった生活というか、普段の規則正しい生活の習慣が抜けないんだよねえ。お坊ちゃまって、変なところで真面目だからねえ(うんうん、わかる、わかる。へんなところだけね)。
教員になったばかりの20代の頃は、土曜日のお昼すぎに眠ってしまい、目覚めたら、日曜日の夕方…なんてことも、あったんだよ。眠れるって、若さの特権なんだって、今さらながら、感じてしまいます。ああ、そんな「眠れないお年頃」の頭の中だけがかわいい、お坊ちゃまなのでした。
さてさて、サマカレ、順調に進んでますよ。
福井県はね、敦賀市が会場でした。たくさんの参加者の方々と、めいっぱい遊び、歌い、踊りましたよ。子ども達と関わるうえで、大切な基本をもう一度、思い返すためにも、必要な時間なんだなあって、つくづく感じます。生命を真ん中に置くっていう、当たり前のことをみんなで確認できるって、なんとも、素敵ですよねえ。この頃、ここが抜け落ちているんですよ、日本中!いえいえ、世界中にね(そうかあ、じゃあ、政治家だけのサマーカレッジなんて、いいかも~!やっぱり、やだ!ポマードくさいかも~)。
福井会場の仲間にも、驚かされてしまいました!
というのはね、なんたって、いつにも増して、歌がうまいんです!声は響くし、まとまっているし、もう、驚きまくりでした。今年のメイン合唱曲「みんな輝け!」も、どんどん、こなしてしまって、あっという間に三部合唱にもなってしまいました。それというのも、若い、若い、男性保育士グループが燃え上がり、みんなを引っ張ってくれているんですよ。お坊ちゃまの、いきなりの要求にも、臆することなく応えてくれて、ステージにも、さっと飛び乗り、「みんな輝け!」の間奏で、一人ずつの個性きらめくダンスを即興で披露してくれたんです!まいりました、はい。
そんな福井で、このお坊ちゃま、鹿児島に続き、またまた、不適切な発言をしてしまったのでした。
「う、うまい!い、意外!」
しかし、怒る人は、誰もいないのでありました。
つまり、ここには信頼関係があるんですね。通じる何かがあればこそ、笑い飛ばせるんですね。それがないから、すぐに、「問題発言だ」とか「セクハラだ」とかに、なっちゃうんですよね。
で、東京会場のサマカレ。ここが、また意外な状況!
というのはね、初めての平日開催だったため、例年だと、その日のうちに定員オーバーになってしまうのに、なかなか人が集まらず、悩んでいたんです。でもね、でもね、でも、でも、でもね、50人規模のサマカレでしたが、中身の濃い時間になったんです。学校の教室の人数と同じなんですね。遊びも、歌も、踊りも、染みとおるんです。こういう満たされる気持ちって、いいものです。
コンサートが多い、そんなお坊ちゃま。
大きなホールもあるし、小さいホールもあります。大規模校もあれば、10人ほどの小学校もあります。比べることなんかできなくて、それぞれの「良さ」、「味わい」があるんですね。サマカレとて、同様!
特に、東京会場は、サマカレ発祥の地。
昔から、そう、第1回から参加してくださっている方もいらっしゃるわけです。ありがたいのは、一緒に成長してきた仲間なんだって、思えることです。
お坊ちゃまのデブ記念盤、じゃなかった、デビュー記念盤『きみとぼくの間に』からの仲間なので、曲のことも詳しいし、新しいアルバムも、心待ちにしてくださっているんです。初日、開場して、すぐにCD売り場に来て、買ってくださるんです。まだ、歌も聞いていないし、踊ってもいないのにですよ。しかも、迷わずに、ソングブックと一緒に!
「毎年、新しいアルバムが楽しみで、楽しみで。あら、良いジャケットじゃない!」
「まあ、菩薩さまだわ。」
「きれい…、色が…。」
「へえ、2枚組みなの?オルゴール盤なの?」
「それで、このお値段なの?安いわ~。」
「音楽センターも、きばったわねえ。」
「ほら、買うからさ~、今回の特典は何なのよ。」
「そうそう、隠さないで、さっさと出しなさいよ!」
「そや、そや、はよ、出さんかい!」
「そやないと、買わへんで!」
(あれ、いつの間にか、大阪おばちゃん登場…?)
ってなわけで、所長のピカリン大魔王も、大関まちだ山も、正統派アイドルのお坊ちゃま(?)も、みんな、みんな元気ですよ!さあ、残りの10会場、体調管理に気をつけながら、向かいますからね。お楽しみにね。じゃあねえ、バッハッハ~イ、ユッズヨ~ン!
おお、今回の日記は、なんとも、無難にこなしたのう。ま、これが普通なんじゃな。
参加してくださっておる方々の口から、今年は同じような言葉が出るんじゃ。
「最初の頃のサマカレが思い出されるんです。」
「なんだか、今年のサマカレには、初心が宿っています。」
知らず識らずのうちに、忘れてしまうもの。
誰にもあるもんじゃよ。16年目にして、それを取り戻しているようじゃな。ええことじゃ。謙虚に、やりとおすのじゃ!ええか、柚坊仮面!
ほんだば、全国47人、ユズリン・アイドルファンクラブの皆の衆、よろしくたのむでのう!ジッジヨ~ン!
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