これこそ、つながり!
貯めてきた 力が芽吹く まぶしさや へんちゃか ぺんちゃか
嬉しいのう。
柚坊の新しい電子録音盤も、少しずつじゃが皆の衆に聞いてもらっているようじゃ。それゆえ、毎日毎日、その感想が届くでのう。わしも読ませてもらっておるが、人様の人生のかたわらにでも置かせてもらえて、ほんに喜ばしいことじゃ。ええか柚坊、これからも「一人じゃできない」ということを忘れずに、まい進するのじゃよ!そのまま、旗を揚げてゆくのじゃ!
じいも嬉しい、お坊ちゃまも嬉しい!ユジュリン、カンゲキ〜!
そうです、そうなんです。え、何があったか知りたいって?どうしよっかなあ…。教えてもいいけどさあ、新しいCD、もう一枚買ってくれる〜?ねえねえ、買ってくれる〜?あ、ごめんなさい。お話します。話しますので、チャンネル変えないで〜!(って、テレビ〜?)
「けんかしないでさ、まずは話そうよ。」
「死んじゃったら、元も子もなくなっちゃうよ。」
「僕らは、殺しあうために生まれてきたんじゃないものね」
「そうだよ、父さんや母さんは、そんなために生んでくれたんじゃないんだよね。」
「なんでもない普通の明日が来ること、それが一番の幸せなんだよね。」
「みんな、それぞれに輝き合いながら、自分の人生をまっとうしたいよね。」
そんな思いをきちんと言ってくれているのが、『憲法九条』。
その九条を守るだけじゃなくて、『地球の約束』にしようよ…という、なんとも壮大な夢を持ちながら歩いている全国の方が集まり、声を響かせ合い、手をつなぎ合い、ゆびきりをしたコンサートが開かれたんです!
500人近い方で、大阪市内のとある会場は満席!
お金や地位のある方々の声、考え方は、テレビや新聞、雑誌でも、大きく取り上げられるでしょ?でしょ、でしょ?でもさあ、名もなく、財産もなく、肩書きもない、ただただ心が美しいだけの、そう、ただただ、かわいいだけのお坊ちゃま達の声って、なかなか届かないんですよね(うん?確かにそうなんだけど、なんか、違う箇所があるような…)。
それなのに、ああ、それなのに、こんなに大勢の方が来てくださるとは!またまた叫んじゃうよ〜!ユジュリン、カンゲキ〜!
しかもですよ。
し・か・も!全国の仲間達が、あの難しいア・カペラ「きみとぼくの間に」を約80人で挑戦してくださったんです!はい、拍手、拍手!ありがとう、ありがとう。う〜ん、思い出すだけでも、な、涙が…。
なかなか全員が一緒に練習する時間なんて、あるわけないでしょ?だってさ、関東から九州までのメンバーなんですよ。あるわけないじゃん、そうじゃん、そうじゃん、ソースじゃん。各地方で何度か集まってくださったり、開演前のごくごく短い時間で合わせてくれたりしていたんですよね。
でもね、それはさておき、なんかおかしいんだよね。
歌ってくれるメンバーが、理解不能な物を、胸元につけていたんです!
ネームプレートっていうのかなあ?あ、わかんない?じゃ、わかりやすく言いましょうね。ご一緒にどうぞ、な・ふ・だ、名札ね、名札(って、まんまじゃん)。それでね、そこには、名前は書かれてなくて「A3」とか「B4」って記されているわけさ。頭の中だけがかわいいお坊ちゃま、
「なんで、紙の大きさを貼っているのかなあ?なんでやろなあ?うち、わからへんわ」
と首を傾げていたら、わっかりました!やっと、やっと、さっき(って、その場じゃないのかい!)判明いたしましたよ〜!あれは、「きみとぼくの間に」のパート名だったんですね。ね、ね、そうなんですね!「A1」〜「A4」そして、「B1」〜「B4」までの8パートの名前だったわけです。そうかあ、そうしておけば、ステージでの立つ位置も、誰と誰が同じグループかも、簡単にわかるわけなんだよねえ。だってさあ、全国から来ているメンバーだから、顔も名前も知らないわけだし、リハーサルの時間も、そんなにないしね。これならば、一目瞭然!よく考えたもんだわさ!
さらに素晴らしかったのは、「生命歌いましょう」(語りは、広島、長崎、そして地元の大阪でしたよ)が終わってから、ファ・ラ・ドの音をとらずに、いきなり「きみとぼくの間に」に移れたことなんです!(し、しかも全員が暗譜!)これって、どう考えても天才!素晴らしい!なに?意味がわかんないって!だっからさあ、CD『Invitation to YUZZ 2』のアルバムとまったく同じってことですたい(なんで急に博多に飛ぶわけ〜)。
こんなことが実現できるだなんて考えてもみたことがなかったので、もうこれだけで大満足なお坊ちゃまなのでした。
思い起こせば、ア・カペラ「きみとぼくの間に」は、2007年10月13日、静岡市の清水テルサというホールで、産声を上げたんですよ。この時のメンバーは、たったの8人。そう、お坊ちゃまを含めた、別名サイボーグ009!の仲間達だったのです(なわけない、ない)。
それから、11月の亀岡市での「親と子のコンサート」では35人。その亀岡のメンバーが助っ人に加わってお祝いしてくださった12月の「15周年記念・大阪コンサート」でも実現!さらに暮れの熱海・起雲閣音楽サロン、2008年2月、ふるさと三島での「15周年記念コンサート」、3月の鹿児島でのコンサート、静岡市で高校生が主催の「笑顔でいきましょう」コンサート、そして、4月の金沢での「WITH
YOUコンサート第六楽章」と、ていねいに、ていねいに積み上げてきたものだったのです。そうそう、富士市の小学生の合唱部が、真っ先に音楽発表会で披露してくれたんでしたね。
こんな、頭の中だけがかわいいお坊ちゃまでも、「つながりあそび・うた研究所」の一員として、みんなが少しずつつながっていくこと、それを実践していたんですねえ(うんうん、えらいぞ、立派だ、さすがだ、よっ、大統領!豚もおだてりゃ、木に登る〜)。
同じダンスを踊ることなら、過去にも実現できていましたが、とにかく8つのパートがある「きみとぼくの間に」でしょ?まさか、これが本当に形になるとは…。これこそ、「つながり」のひとつの理想でもあるんじゃないかなって、1万坪の庭の新緑の山々を眺めながら、お紅茶をすすりながら、真面目に思っている、ああ、そんなお坊ちゃまなのでありました(始まっちゃったよ〜)。そして、おフランスのクッキー(久喜のクッキーじゃないの?)をかじりながら、「みんな〜、ありがとう〜!ユッズヨ〜ン!」とつぶやくのでありました…。
ほんに、ようやった!
素人(しろうと)集団が、ほんに、ようやった!今日は、それだけじゃ。
おお、そうじゃった。電子録音盤の感想があったのう。
「CDのオルゴールは、今やお昼寝になくてはならないものになっています!あれをかけるのとかけないのでは、寝付きが違う!オルゴールの音がとがってなくて、やさしい雰囲気が漂いますものね。あれがかかっている30数分間だけが、保育園で唯一ホッとできる時間です。ありがとうございます。」(九州 腹太鼓 打子さん)
こうやって、活用されて嬉しいこっちゃ。くれぐれも、運転中には、聞かんようにのう。ほんだば、ジッジヨ〜ン!
つながれる ところだけでも いいんだよ へんちゃか ぺんちゃか
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