『みんな輝け!』ジャケット発表!
目がにじみ 思い出ゆらり 春がすみ へんちゃか ぺんちゃか
年度末じゃのう。
ほんに、皆の衆、お疲れ様でごんした。のんびりと休んでくだされや。良い仕事をするためにも、笑顔を取り戻すためにも、休むことが大切じゃ。うちの柚坊は、ま、一応は規則正しい生活をしておるようじゃよ。なに?立派じゃと?ちゃう、ちゃう!そうしないと、す〜ぐに、ぽよんぽよんになってしまうからじゃよ。そういう体質なのかいのう。
ああ、戻った、戻った!
1月のスタジオ缶詰で、3〜4kg太ったんだけどね、なんとか戻ってまいりましたよ!よ〜し、今夜はそのお祝いで、ステーキだ〜!(こりゃダメだ)
さあ、お待たせしておりますニューアルバム『みんな輝け!』のジャケット見本が届きましたよ〜!見たい?ね、ね、ねのね、見たい?でしょ、でしょ?じゃあ、新しいCDを10枚買うって約束してくれたら、見せてあげるね。え?じゃあいいって!?あ、すみません、不適切な発言でした。どうか見てくださいな、お代官様〜!ってなわけで、どうぞ〜!
虹の中から舞い降りてくる…、うん、うん、まるで天使のようだよねえ。なに?天使じゃなくて、お釈迦様?ま、この際何でもいいや。過去には、大仏様とも言われたアルバムもあるからね。もう、動じないのだ!まっこと、人間ができてきたねえ、うっひょっひょ。
今回のアルバムのテーマは、「人」。
今までのアルバムも、必ずなんらかのテーマがあったんです。自分で意識していた、していなかったに関わらず、不思議とあったんです。きっと、自分の人生そのものが、アルバム一つひとつに重なっていたんですね。
今の世の中に消えつつあるもの。
「情」だと思っているんです。すぐ隣りにいる人でさえ、親しい仲間でさえ、信頼している友でさえ、なんとなく「情」が薄くなってきてしまったのかなって…。もちろん他人事ではなく、自分にも言えることなんです。完璧な人なんて、いるわけないでしょ?なのに、完全さばかりが求められてしまい、「逃げ場」がなくなってしまっているんですよね。感じませんか?
「逃げ場」…言い換えれば、あるがままの自分を受け止めてくれる場所、何も言わずに抱きしめてくれたり、優しく頭をなでてくれる人…、なんですよね。「人」がテーマという今回のアルバムの残りの曲目、紹介しましょうね。
『その前に人らしく』
まさに、このアルバムを支える柱の曲です。
「こんな歌を歌えるようになったんだねえ…。」と、お髭お代官様に言わしめた曲で、久々の本格的バラード。昨年9月の企画会議では、ちょっと長いかなあという意見も出されたのですが、録音していくうちに、「違和感ないね。いいね。明かりをちょっと暗くして、ブランデーでも傾けたいね。」と絶賛(?)されてしまいました。間奏では、弦楽器がつやのある響きを届けてくれます。ヴァイオリン10人、ヴィオラ5人、チェロ5人という豪華な音色をお楽しみくださいね(ほんまかいな)。そんな豊かな音色をかもしだしてくれたのは、当然ながら、マコリン:金井信氏の手によるアレンジなのです。
『みんな輝け!』
すでにコンサートでも歌わせてもらっているし、SBSラジオ「ユズリンの音楽日記」でも放送させてもらったので、なぜかもう歌える人がいるという、このアルバムのタイトル曲です!
昨年初めてうかがった奄美大島。そうそう、ご先祖様が見える人だらけの奄美大島ね。その印象(って、霊能者のじゃなくって)が強くて、ずっとずっとからだに残っていたイメージが、ついに、やっと、ようやく、満を持して、曲になって誕生したのでした!
大池功さんという方に琉球から来ていただき(大池さんのこだわりで、名刺には沖縄と書いてないんです。いいでしょ、こういうこだわりって)、琉球太鼓、三線、そして、三板(さんば)、さらに、掛け声まで演奏していただきました。これが、また、いいんだわさ!
歌のメロディには、沖縄調の音階は使っていません。真似をするのはできるけど、僕の体には、ないものだから、やめました。その代わり、前奏や間奏、後奏には、思う存分「らしさ」を取り入れました。琉球や奄美の明るい太陽や、明日が見える風が、メロディを温めてくれましたよ!そんな構成にしてくれたのは、コンサートでも手伝ってくれている、Pon−z(ポンズ)の一員、進藤克己氏です。
『きみと歌えば〜七色の虹の輪になる〜』
アルバムを締めくくる、最後の大事な曲です。
2007年9月に、研究所所長:ピカリンが還暦を迎え、そのお祝いコンサートがありました。そのステージで、歌わせてもらった曲です。今の僕がいるのも、元をたどっていけば、所長がいるおかげ。これは、間違いありません。いつになっても、大きな、大きな存在なのです。
レコーディング中、歌うブース(部屋)から、このアルバムの録音に立ち会ってくれている、たくさんの人の顔が見えました。いつもなら、マイクの向こうにいる「子ども達」や「仲間」「あの人」を思いながら歌うんです。でも、この日は、実際にそこにいるみんなの顔が目に飛び込んできて、思わず、涙声になってしまいました。ただただ、嬉しさだけでした。こうやって、このアルバムのために集まってくれたことが、ただただ、嬉しくて…。
それでね、金井さんの編曲なんだけど、どうも最近、感じるんだよねえ。
「もう、ユズには弾かせない…。」
ほら、お坊ちゃまって意地っ張りだから、一所懸命、金井さんのように弾きたくて、練習に練習を重ねるわけさ。本当だよ!一日8時間の練習なんて、ざらなんだから。その練習のかいあって、なんとか、それっぽくなるんだけど(金井さんには必要のない練習なのであった…)、この曲は、「もう、真似させないぞ〜!弾けるもんなら、弾いてみろ!うっひょっひょ」っていう金井さんからの、愛のむちが〜…。くっそ〜、負けないぞ〜!ひ、弾けるようになってやる〜!(結果は、コンサートでご検証あれ)
さあ、一気に紹介してきた、アルバム『みんな輝け!』
どうだったでしょうか?そうそう、とあるコンサートで、初めて聞いてくださった先生方が「来年度の学校の教育目標を“みんな輝け!”にするわ。いいでしょ?」と声をかけてくださったんです。まさに、子ども達が真ん中に置いてもらえる学校ですねえ。最高です!
さてと、ピアノの練習と、ソングブックの原稿を書かなきゃ。また、日記も書くからねえ。読んだら感想も待ってますよ〜。じゃあねえ、バッハッハ〜イ!ユッズヨ〜ン!
どうじゃったかいのう?
何か気になる曲は、ひとつでもあったかい?わしゃのう、「テレパシーを送ります」っちゅうのを早く聞いてみたいわい。ほんだば、予約も待っとるからのう。ほんに、ええもんを作ってもらえたわい。ほんだば、楽しい春休みを過ごすんじゃよ。ジッジヨ〜ン!
毎日ね 少しずつだよ 積み重ね へんちゃか ぺんちゃか
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