ユズリンキャラクター
新着情報
プロフィール
スケジュール
ライブラリ
ユズリン日記
学校公演・コンサートのお問い合わせ お問い合わせ
SBSラジオ「ユズリンの音楽日記」
ユズリン日記 HOMEINDEXBACK

違う形が また楽し!その2

2007/04/24

緩(ゆる)む日を 花冷え諭す 今いちど へんちゃか ぺんちゃか

写真なんちゅうか、寒いのう。
日本も、これでまた広いゆえ、どこでも寒いっちゅうことはなかろうが、関東は寒いのう。まだまだ、コタツは必要じゃて。ほうよ、ほうよ、冬の着物も、しまえんのう。時期はずれの暑さで緩みがちだった心に、ま、これはこれで、良い刺激じゃな。わしも、身を引き締めなおすぞえ!

さあて、お約束どおり、今回は「ゆずりん&金井信 とびっきり大人のチャリティコンサートin群馬」の報告をいたしましょうね。群馬はですね、広いのでございます。はいはい、とてつもなく、広いのでございますよ。それと、意外に電車の駅がひかえめ…。手っ取り早く申しますと、少ないのでございます、はい。ゆえに、今回の会場になっておりました、太田市新田文化会館エアリスの大ホールも、少々、かなり、だいぶ、とてつもなく不便な所にあるわけでございます(あ、あの〜、もしかして、じいじが解説してんの?そろそろ、その“ございます”をやめて、ふだんの口調に戻っていただけます〜?)

どうぇっ、ああ、疲れた〜!
もう、や〜めたっと。いつもの話し方に戻しましょう。そうしましょったら、そうしましょ。うっひょっひょ。

「聞いてください。伊勢崎から歩いてきたら、一時間かかったんですよ。はあ、遠かった。」
CDを求めてくださった、若い女性の言葉です。そりゃ遠いよね。でも、この二人は若くて元気だから、歩きとおせたんですよねえ。たいしたものです!しかしですぞ、そこまでして、そうまでしてでも、このコンサートに参加したかったという、あ・な・た!その熱意と根性を、この場をお借りして表彰したいと思います。さ、みなさま、ご起立くださいな。

写真「表彰状…あんたはんは、どえりゃあ、えらい! 〜頭の中だけがかわいいお坊ちゃまより〜」
(はい、ここで盛大な拍手をお願いいたします。ありがとうございます、ありがとうございます。)
それでは、ご着席ください(あ、あの〜、今日は何が始まるわけ〜?)。

というわけで、素敵な群馬のコンサートの報告なのでした(お〜い、これで終わりかい?ちゃんと話さなきゃ、ダメだよ〜…はい、前回に続いて、欽ちゃんふうに)。

新しいアルバム『Invitation to YUZZ II 夢人』の音楽監督をしてくださった、ピアノの貴公子・金井信氏とのコンサート。もう、何回目になるんでしょうねえ。最初は、金井さんの大邸宅(そうだなあ、グランドピアノが52台くらい置けるかなぁ…うんなわけ、ないない!)でのリハーサルもかなりの時間を費やしましたが、最近は、ますます「あ・うん」の呼吸が良い加減で進むようになりました。
た・だ・し、ここで重要なのは、お坊ちゃまの「ピアノ練習度」なのでありました!なに?そんなことはわかってるって?こりゃまた失礼しました。とにかく、金井さんのピアノをじゃましないため、少しでも追いつくためには、一に練習、二に練習、三・四も練習(…ぅん?)、五に練習しかないわけなんですね。長かった冬眠期間中に、楽譜づくりから始めて、ピアノにかじりついていたお坊ちゃまなのでした。「あ、もうこんな時間だ。ご飯食べなきゃ…。」この繰り返しの日々だったんです。これは、本当のお話(ってことは、いっつもは、ほらが多かったんだな、やっぱねえ!)

写真

そのかいあって、
「ゆず(金井さんの僕の呼び方です)、練習したねえ。まるで、僕が弾いているようだよ。」
と、誉められてしまうのでありました。どっひょっひょ。しかし、喜ぶのもつかの間、白馬にまたがった王子(金井さんのイメージね)の言葉は続くのでした。

「僕がさ、レコーディングで弾いたアドリブを、よくもまあ、ここまで真似できるよね。そもそもアドリブと言うのは、その時の気持ちや雰囲気で弾くものであって、けっして真似するものでは…。」
写真

あああああああああああああああああ、もう、お許しを〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

でもね、金井さんとのコンサートは、あたかも、自分が天才ピアニストになったかのような「大錯覚」をもたらせてくれるので、実に気持ち良いったら、ありゃしない!時々、手を鍵盤から離しても音が鳴っているなんて…!ああ、なんて、楽ちんなコンサート(じゃないでしょ!さぼっちゃダメだよ〜…はい、欽ちゃん風に)。

この群馬でも「生命(いのち)歌いましょう」を土地の言葉にして、語っていただきました。翻訳(?)してくださったのは、図書館の館長さんをしていらっしゃる長谷川さんです。言葉がじわ〜っと伝わってくるのは、なぜなんでしょうね。あなたも、声を出して読んでみてくださいね。では、どうぞ。



1.

朝 目が覚めて 天上見ると おめぇらの顔が映ってる
われぇ顔も 泣きっつらも ぜーんぶ映ってる
泣きっつらがけぇちゃうように 歌ってやるべぇー
悲しみがひ一つでも けぇちゃうように 歌ってやるべぇー

2.

世界中のやつが 明日こそはと願ってる ちっちい夢が叶うように
どんなことしてでも叶うように みーんながみんな願ってる
みんなの夢に近づくように 歌ってやるべぇー
あきらめなんか 消えちゃうように 明日のために歌うべぇー

3.

どこに生きていたって いのちはひとつだけ あめぇらもこの世にたったひとり
輝きてぇ 愛し合いてぇ みんなのいのちが とってもいとおしい
みんなのいのちが光り輝くように 歌ってやるべぇー
苦しみがちっとんべぇでも けぇるように みんなのいのちを讃えて歌うべぇー

平和の日がやってくるように 歌うべぇー
にくしみなんかなくなるように いのちを讃えて歌うべぇー
いのちを讃えて みんなで歌うべぇー




写真これを語ってくれたのは、ごろピカサークルの三ツ間さん。ステージで合わせる練習をした時、少し言い方が速かったので、もうちょっとゆっくりね、とお願いしたら、

「元々ね〜、この辺ってね〜、話し方がね〜、速いのよね〜。」

とのこと(なんか、あんまり早くないけど〜)。それを聞いて、な〜るへそ、そうか〜、上州からっ風が吹きすさぶ町だから、のんびりしゃべっていたら、口に砂とか入ってしまい大変だもんなあ、うんうん…などと勝手に納得していたお坊ちゃまなのでありました(たぶん、違うと思うけど)。

オープニングで「きっとできる」を踊りながら歌い始めたら、なぜか客席から「キャーッ、かわいい!ユズリ〜ン、最高!」と声が沸き起こったり(ご、ごめんなさい、また、うそつきました。本当は、笑い声が起きたのでした。いまだに、その意味不明…えっ?あなたにはわかるって?どういうこと?)、金井さんの、ピアノソロコーナーにうっとりしたり、「ありがとう大好きさ」の初ダンスありの群馬でのコンサートは、アンコールまで含めて、これまた全25曲!よくぞ歌えたものです!来てくださった方々の集中力、協力があってこそなんですよね。ありがたいです、こうして、今回も生かしてもらえた時間なのでした。
さあ、次回は、始めて訪れることができた、熊野でのコンサートを紹介しましょうね。バッハッハ〜イ、ユ〜ズヨ〜ン!

ピアノが2台必要なんじゃが、どうじゃろうか、あんたはんの町でもやってみんかい?わしも聞いたがのう、ええもんだわい。ピアノの音が重なり合うんじゃよ。あったりまえじゃが、胸の中にす〜っと溶け込むようじゃ。ま、それだけ、金井さんが柚坊とは違う音、弾き方、色を出してくれているからじゃな。ほんに、感謝、感謝じゃ。おお、そろそろ、羊かんとお茶の時間じゃな。わしゃのう、栗の入った羊かんが好物でのう。ほんだば、今日はこの辺で。ずんどこばったん(って、これ、何〜?)。

時間みて ハリーポッター 読みふける へんちゃか ぺんちゃか