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アルバム どどっと一気に(ちょっと)紹介なのだ

2007/03/14

羽広げ 飛び立つ鳥か もくれんよ へんちゃか ぺんちゃか

皆の衆、元気で暮らしておるかのう?
人は、冬から春にうつろぐ瞬間を待ちわびておるが、その頃が、実はくせものなのじゃ。体を壊したり、心も迷ったり…。緊張の解ける時が、あぶないのじゃな。高いところにかかっているはしごも同じこと。上にいる時よりも、あと、三段くらいで地面に足が届く、そういう時が用心じゃよ。もう少しじゃ、気を引き締めようのう。

木々を小鳥が元気に飛び回っています。草木も目覚めてきました。
やっぱり、春なんですよねえ。でもね、頭の中だけがかわいいお坊ちゃまは思うのです。なぜゆえ、小鳥達や木々には春がわかるの?なにゆえ、春のみならず季節がわかるの?誰か、おせ〜て、おせ〜てちょうだい。えっ、教えてくださるのですか?しかして、そのわけは?

春になりゃあ、暖かくなるからだ…。

た、確かにそうでした。訊いたあたしが、バカでした…。
もうひとつ、お坊ちゃまは思うのです。何かが、鳥や木々のスイッチを切り替えているんだってね。
人だって自然の一部なんだから、そういう感覚、才能、神経が、本当はもっと鋭くてもいいのにね。本来は、もっとそういう力が強かったのに(「おばあちゃんおじいちゃんは森のフクロウ」を聞いてみてちょ)弱めてしまう時代になってしまったのかもしれませんね。便利になりすぎてね。
奄美大島に行くのだって、昔なら当然徒歩と船。それが、この間は飛行機に座っているだけで、たったの2時間で到着するんだもんね。参考までに、音響さんは東京から車で半日以上かかり、鹿児島からフェリーで半日。みなさん、簡単に計算してはいけませんよ。単純に1日では着きませんからね)。
もし、電気や水道が使えなくなったら、そして、そんな日が長く続いたら、か弱いお坊ちゃまは、生き延びることできるんでしょうか?ねえ、僕らの「生き物スイッチ」、いつ、入るんでしょうね?

だからと言って、なんでもかんでも、スイッチオンでは困りますよね。
例えば、戦争ができる国に変えてしまうスイッチ…こんなのが入ったらどうします?頭の中だけがかわいいお坊ちゃまだって、どうなってしまうのか想像ぐらいできますよ!だから、大反対です!これだけはダメ!誰がなんと言おうと、ダメダメダメ、ダメなのだ〜!(おお〜っ、今日は、ものすごく力がこもってる〜!すごいぜ、われらがお坊ちゃま!)
このスイッチを入れたいと思っている人って、きっと人間としての、生き物としての、自然の一部としての感覚が、壊れているんでしょうねえ(うんうん、そうだよね。同感です!)。そんな人に処方する薬や直す方法、どこかにないかなあ?あ、あった!(えっ、あるの?だったら、早く教えてちょうだいな)そうそう、それはね〜(うんうん)、お坊ちゃまのCDを聞くことなのだ〜!(……や、やっぱねぇ……。し、信じたのが間違いだった……)

というわけで、日本のみならず、自分をも美しくしたいと考えているあなたに贈る、『Invitation to YUZZ K 夢人』の曲紹介を続けましょうね(ま、まさか、これをするために、今までの話があったんじゃないよね…)。

「遠い空より近く」 …新曲ですよ。おそらく「えっ、これってユズリンの曲?」と思うこと間違いなし!自分でもこういうメロディを書いたことがありません。なんで、書けたんでしょうね(本人がわからないのに、こっちがわかるわけないじゃん)?

みんな、それぞれ大事な人っているでしょ?ずっと一緒にいたいけど、ある日、どうしても分かれなければならない場合も、人生にはあるんですよね。それでも、でも、そばにいてほしい…。そんなせつない思いを初めて歌いました。全体の構成は、「ぼくのとなりに」へのアンサーソングになっています。過去のアルバムにはなかった音、そう、ホルンの響きが曲を大きく広げてくれました。

「明日を夢見て」 …もう、ご存知の方が多い曲です。長崎の校長先生も気に入ってくださった曲でしたねえ(ユズリン日記:2005.10.24やるじゃん!校長先生参照)。4thアルバム『Love Letter』に初収録し『DREAM,TOGETHER』では、風邪気味で思うように歌えず。さらには、SBS静岡放送制作のDVD『明日を夢見て』のエンディングテーマとして使用され、親子で手をつなぐ映像と共に、印象に残っている曲です。サマーカレッジでは三部合唱にして歌い合いましたねえ。と言うように、イメージができあがっているので、あまり手を加えず、ほんのちょっとだけ新しい音をはさんでもらいました。スタジオのピアノに向かっていた金井さんの姿が、今も目に浮かびます。お得意のコーラスは、自分で創ったその三部合唱を取り入れて、歌ってみましたよ。

「きみとぼくは友達」…はいはいはいはい、お待たせしました。“きみぼく”第3弾のお披露目でございますよ!「お坊ちゃまと駆け抜ける永遠の青春17歳 友の会」所属のあなたなら(あれっ?なんか微妙に名前が変わってない?)、もう、歌詞カードなんぞ見ずに歌える曲「きみとぼくの間に」そして、華麗に踊れる「きみがぼくの“元気”」に続く第3弾であります。友達ソングとして、またまた教室に温かな空気が流れること間違いありません。特に、サビの部分に
「あれ、なんかさあ、こういう展開ってお坊ちゃまの歌には、今までなかったよね?」
「せやせや、ないで〜」
「じゃけえ、なかなか、ええのう」
「いいずら、いいずら!」
「すぐに、歌うとっと」
「この席、とっとっと?」
と声を上げてしまうでしょう(ほんまかいな)。
個人的には、いちばん最後のコーラスが、大のお気に入りなんです。どうか注目して聞いてくださいね(注目?注耳?)

ああ、なんて内容豊かな説明なんざんしょ!ここまで、洗いざらい書いちゃうなんて、さっすが太っ腹のお坊ちゃま!よっ、みんなで声かけてちょうだいな。そ〜れ、「ふとっぱら〜!」ありがとざんす、ありがとざんす。しっかと、その声いただきましたよ。てなわけで、ていねいに書いていたら疲れてしまったので、ここらへんで、ペンを置きますね。あ、今は、ペンを使ってないから、何て言うのが正しいのかな?「キーボードから指を離しますね」かな?それとも「パソコンの電源を落とさせていただきますね」かな?う〜ん?なんか味がないなあ。ま、いいや。また考えようっと。じゃあねえ、バッハッハ〜イ!

そうじゃのう。柚坊の言うとおり、昔はのう、筆を折るとか、筆が遅いなんちゅう言葉があったんだぞえ。現代にも通用するが、ぴんとこん人もおるんじゃろうのう。ふでばこ、げたばこ…。言葉も、時代と共に変化していくんぞなもし。味わいある言葉が、これからも生まれるとええのう。

鼻つまり 眠りにつくまで 一時間 へんちゃか ぺんちゃか