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さよなら奄美 また来年(!?)

2007/02/16

写真屋久島より 南にあるのさ 奄美はね へんちゃか ぺんちゃか

期待と不安が入り混じった「ユズリン・アイドルコンサートin奄美大島」も、無事に終了じゃ(あ〜あ、ついにじいがこんな発言を)。しかしのう、すごいもんじゃった。中央公民館なるホールに、それこそあふれんばかりの人、人、人…。いったい、どこから集まってくださったんやら。ほんに、ありがたいのう。ほうじゃ、うちの柚坊は、奄美大島よりも、屋久島の方がずっと遠くにあると思っていたようじゃ。もっと学習させねばのう。うん?まさか、皆の衆も位置関係がわからん…なんてことは、ないじゃろうな。ほれ、地図帳、持ってきんさいよ!勉強じゃ、勉強しましょ!じゃな、うっひょっひょ。

写真 写真

もう、驚きです!
なんたって、無名のアイドル、ユズリンお坊ちゃまのコンサートに、なんと島中の方々が来てくださったのです!ほら、見て見て!この写真にあるように、会場いっぱいのお客様でしょ?でしょ、でしょ?そうです。奄美大島の全住民が、「ユズリンと駆け抜ける 青春17歳の会に入会したいんだけどさ、どうしたらいいのかね?」と我先にと、中央公民館に来てくださったのでありました!(んなわけない、ない!)

何?この写真は誰が写したのかって?
そりゃ決まってるでしょ!このお坊ちゃまなのでありました。
え?何?どうして、こんな状況の写真が写せたのかって?そりゃね、簡単、かんたん。
奄美の実行委員「おひさま」のみなさまが『おやすみスヤスヤ おやすミンジャー』の劇をしてくださっている間に、こっそりと袖から写してしまったのでありました、はい。
まあ、この劇がすんごいんだよ!(普通の、“すごい”という言葉では表現しきれないのであります)全編、理解できない奄美の言葉オンパレード!なんか、頭に残っている言葉は、「きょら、きょら」。これは、「かわいい」「美しい」「ハンサム」などという意味らしいのです。あ、そうか!お坊ちゃまがかわいいから、みんなで「きょら、きょら」って言ってくれたんだね。あ、ありがとう、奄美のみなさま!(こらこら、そうじゃないでしょ!)

順応性があるというか、自分を持っていないというべきか、すぐに、その土地になじんでしまうお坊ちゃま。ステージでも、わかりもしない奄美の言葉を話してしまうのでした。さあさあ、クイズですよ。あなたは、次の言葉の意味、わかるかなあ?

1. 「うがみんしょ〜ら!」
2. 「わんは、きょらにせ?」
3. 「どぅしち いいや〜」
4. 「はげ〜!また、しばりしてんが〜」

わかった方は、「やっぱ、奄美の美しい海って、お坊ちゃまユズリンにぴったりだよね、だよねえ。やっぱねえ!」係りまで、お葉書でお寄せくださいね(って、また始まっちゃったよ。みなさん、ありませんからね〜)。
ちっともわからない?ですよねえ。僕も、驚き桃の木さんしょの木でしたからねえ。では、答えを発表しましょう。

1.の答え
あいさつの言葉なんですよ。ていねいな言い方、そう、相手に対しての敬いを込めた表現になります。出会った時の大切な言葉なんですね。人を大事にしているんですね。
2.の答え
これは、僕が行く床屋さんに教えてもらいました(その方が奄美の出身なんです)。私は良い男でしょ?という意味。床屋さん、それを教えてくれず「とにかく、言ってごらん。笑われるから」だって。
3.の答え
ヒント「お坊ちゃまの曲名です。」わかる?そう、そう、「友達っていいな」です。
4.の答え
ヒント「これまたお坊ちゃまの曲に関係します。」おやすミンジャーの最後のセリフ。「あっ、またやっちゃった…。」おねしょしちゃった、という意味なんですよ。

いくつ、わかりましたか?
難しいけど、なんとも言えず温かさのある言葉ですよね。土地の言葉は、いいものです。コンサートの中でも、『生命 歌いましょう』を奄美の言葉で歌ってもらいました。会場のみなさん、きっと、僕が僕の言葉で語るよりも、ぎゅっと胸に響いたんではないでしょうか?
そんなわけで、初めての奄美大島も、あっという間に終わってしまいました。すでに「来年もね」という声が上がっているんです。しかも、「じいじも連れてきて!」どういうわけだか、スーパーじいじの人気もうなぎのぼり!来年はスーパーじいじを説得して、一緒に行けたらいいなあ。まっててね〜。必ず、行くからね〜。

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今回も新しいアルバムの曲紹介をしましょうね。今日は、奄美の言葉つながりで、この曲!
「生命 歌いましょう〜きみとぼくの間に」…日本語、英語と続いた歌でしたね。今回は、それを「広島」「長崎」「沖縄」の言葉で語っていただきましたよ。
「広島」の言葉で語ってくれたのは、広島でお世話になっている音響さん。しのもと照明の佐々木睦(まこと)君です。僕の初めての教え子と同い年の睦君、緊張しながらも、心に響く声で語ってくれました(本当に、心がこもって、良い声です)。
「長崎」を代表して、静岡県宇佐美の八百屋の奥さん、内野さん。長崎出身の方です。最初は硬かった表情も、何度か録音するごとに、やわらかい日常的な言い回しになっていきました。最後の「生命 歌おうで!」が実に印象的です。この日のために、長崎の実家や友達に電話して、言葉を思い出す努力をしていたとか。その苦労の跡を聞き逃さないでくださいね。
そして「沖縄」。
全然、知り合いがいなくて困っていたんです。と思いついたのが、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」に出演していた、沖縄料理店の店長役の藤木勇人(はやと)さんです。沖縄言葉で一人芝居などをしていて、大活躍の方です。ダメもとで問い合わせてみると、「いいですよ」の返事。録音を聞きながら、ちんぷんかんぷんでしたが、なぜか身体に染み込んでくるのでした。

メドレーで「きみとぼくの間に」がつながっています。一人でア・カペラに挑戦しました。気分だけは、ゴスペラーズのように、山下達郎のように!今までのメロディとはちょっと違う「きみぼく」を楽しんでくださいね。

あ、また出かける時間になっちゃった(毎回、本当なんだよ)。
てなわけで、まったねえ〜。バッハッハ〜イ!

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まあ、なんにしても、よく旅先から書いているぞえ。えらいのう。たまには、誉めてやろうかいのう。お次は、鹿児島の大口じゃな。心して、かかるんだぞえ。あそこの「しろくま」っちゅう仲間は、何をするか、わからんからのう。さすがの柚坊も、負けっぱなしじゃ。さてさて、どんな面白い事があるか、報告を楽しみにしておるぞ。

奄美はね 人も 時間も 温かい へんちゃか ぺんちゃか