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コンサートシーズンまっしぐら!

2006.10.10

コンサート 開場時刻を 守りましょう へんちゃか ぺんちゃか

写真 写真

お茶の香りの駿河の国で、「ユズ坊言いたい放題独演会」が続いておる。
そんなユズ坊から、長距離糸電話で連絡が来たのじゃ…「じい、富士のお山に雪だよ!わ〜い、わ〜い」とのう。連絡はそれのみじゃよ。ったく、どこかがおかしいユズ坊じゃが、ま、そこが良いとこかいのう。
富士の山に雪とは…。
どおりで、秋が深まってゆくわけじゃ。まっこと、この国には四季があり、色あざやか。豊かじゃのう。自然の恵みにあふれておるわい。やっぱり、“人”が何もしない方が、美しいんじゃろうか。

ところでじゃ、駿河の皆の衆、許してつかあさいのう。七日の「大地を走る船」会場(グランシップと訳します)での「汗々歌舞演芸会」(一般的には、ダンスいっぱいコンサートと言われております)。「隠密最終打ち合わせ」(もうおわかりですね?そうです、リハーサルのことです)が長引いてしまい、「さあさ、どんどん入ってちょうだい、御代は見てのお帰りだい」(入場のことらしいです)の時刻が十分も遅れてしまったそうじゃ。千人もの方々が集まり、長蛇の列じゃと言うのに、ほんに、疲れさせてしまったのう。ユズ坊ともども頭を下げるけえ、許してつかあさいよ。


とかなんとか言ったりしちゃって、コンサートシーズンの到来だ〜い!(おやすミンジャーが抜け切っていない…。)
南足柄のホールから始まり、船橋のホール、神戸、京都、静岡の小学校、そして、じいの報告のとおりに、7日のご迷惑をかけまくった静岡コンサートと、無事に(?)歌い続けています。

写真9月30日に開かれた南足柄は、なんと、足掛け7年!
最初に南足柄幼稚園に呼んでいただいたのが、2000年2月29日。その後、町内のいくつかの幼稚園に広がったわけですが、その時に幼稚園児だった子がすでに中学生!(コンサートにも来てくれていました)…う〜ん、なんとも照れくさい!この7年の間に「ゆずポカ」というサークルが結成され、このホールでの大きなコンサートに結実したのでありました。写真にあるユズリン人形も、そのメンバーの一人が何体も作ってくださったんです。全市民が踊れるという(うそうそ、南足柄のいくつかの幼稚園のみで、踊り継がれている)ダンス『給食モリモリ おかわリンジャー』では小学生までステージに飛び乗り、100人はゆうに超え、『少年少女冒険隊』でも、来るわ来るわ!それにしても、幼稚園の子ども達から、小学生、中学生までが一緒に踊れるなんて、なんとも嬉しいじゃありませんか。裏話ですが、園長先生のいきな計らいで、町の幼稚園が運動会を延期してくださったとか。感謝に耐えません。この場をお借りして、お礼を申し上げます。ありがとうございました(なんか、いつもと雰囲気が違い、真面目なお坊ちゃま)。


ついで、船橋も2000年以来のコンサート。
「笑顔がいっぱいコンサート〜明日も心に青空を〜」と題されたとおり、会場いっぱいに、ニコニコ顔が広がりました。でも、もしかして、一番笑顔になったのは千葉の仲間達なのかも。このコンサートを開くだけの集まりじゃなくて、日頃から様々な取り組みも積み重ねている実行委員なので、その成果が実っていました。
お坊ちゃまのコンサートの合言葉は、一に「臨機応変」、二に「臨機応変」、三四がなくて、五に「臨機応変」!そう、当日、ダンスの空間構成も、立ち位置も、歌い方も、出入りの仕方も、みんなみんな決まるのでした(正しくは、お坊ちゃまが、その日の気分で、決め付けるのでありました!うっひょっひょ)。

アンコール最終曲の『明日も心に青空を』では、千葉オリジナルダンスが完璧に仕上がっていましたよ(来年のサマカレのダンスで、「振り付け:ユズリン」になっていたら、目をつぶってね〜、どっひょっひょ)。さらにこの日は、恵まれたことに伴奏が二人も!キーボードの進藤克己氏とパーカッションの玉木正昭氏のおかげで、ふだんカラオケで歌っている曲目も生演奏でできました。これは、お坊ちゃまにとっても大きな経験になり、ありがたいチャンスなんです。音楽を追求できるんですね。一人じゃないということは、相手の音を聞かなければならないわけです。そして、合わせながら楽曲を光らせていく。いつものお坊ちゃまからは、まったく想像もできない姿なのでありました、はい。
そうそう、ここでも学校コンサートでおじゃました子ども達が、どこで聞きつけたのやら、来てくれました。「また、学校にも来てね」と言ってくれる子ども達に、「先生が呼んでくれたらね」と、笑顔で答えているわりには、なんとも現実的な、お坊ちゃまなのでありました(真面目な話、勝手に行くと、最近は不審者になってしまうのだ)。

写真
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淡路島につながる大きな橋、輝く青い海が見える駅で下車。
その駅に迎えに来てくださった先生に連れられて向かったのが、昨年度の修学旅行で『生命歌いましょう』の英語版『A Song for Life』を広島の平和公園で歌ってきてくれた学校(全校でも、手話をつけて歌ってくれていたんです)、神戸の西脇小学校です。校長先生、しきりにおっしゃるんです。
「今の中学一年生が、ユズリンが今日来てるって知ったら、怒るだろうなあ…。なんで、俺達の時に呼んでくれなかったんだって。」
どうも、中学生には秘密にして開催されたようなのでありました。

京都の修学院小学校は、市街からちょっと離れた静かな住宅街。金木犀の香りが鼻をくすぐります。『きみがぼくの“元気”』では、自分に元気をくれるのは、「お母さん」「お父さん」「クラスのみんな」というふうに、たくさんの人に目を向けられる、そんな素敵な子ども達がいっぱいでした。
「子ども達に生命の大切さなど、たくさん教えてくださり、ありがとうございました。」
校門に向かい歩き出した背中に、校長先生が投げかけてくださり、新たな力を与えてくれた言葉なのでした。ああ、負けない!何があっても、ぶつかるのだ!そう、心の中でつぶやきながら、一歩ずつ踏みしめながら歩き続ける、お坊ちゃまなのでありました…つづく…。

写真もう、わしの出る幕はないようじゃのう。
てなわけで、次回につづくのであった!
皆の衆、風邪をひかんようにのう。

秋の虫 だんだん声が 遠ざかる へんちゃか ぺんちゃか