静岡の 知人に頼んで ラジオ聴く へんちゃか ぺんちゃか
まあ、あっちい毎日じゃて。
皆の衆、元気で働いておるかのう? わしゃあ歳じゃて、けっこうこたえるぞえ。しっかしじゃ、わしのような爺が、今こそふんばらにゃ、過去のできごと、真実を伝えねばのう。そう思うて、生き抜いてやるんじゃよ!
おお、そうじゃ、6日の広島の式典で平和への願いを読んだ小学生の男の子がおったじゃろ?なんでも、うちのユズ坊、その小学校(南観音小)にも、コンサートで呼ばれたことがあるんじゃよ。広島の小学生は、しっかりした意見を持っておったのう。そして、そりゃあ、世界中の人が思っている、なんでもない「当たり前」の願いなんじゃな。それにしてもじゃ、あんなに大勢の前で、それも、「偉い」と言われている人の前で、堂々と話せるなんて、素敵な若者じゃのう。ほうよ、ほうよ!
うちのユズ坊のラジオ番組も、静岡県を飛び越えて、各地で聴かれているようじゃよ。電波は越えられないんじゃが、録音という方法で、つながっていくんじゃ。聴きたいという心が、引き寄せるんじゃな。なんとも、ありがたいことじゃて。これからも、頼むぞえ。
ちょっと中休みの、サマーカレッジ。
久しぶりに、だらだらしています。こういう感覚、忘れていましたが、たまにはいいものですねえ。「あったか愛知」サマカレの後は、「いいこといっぱい伊東」〜「今日からスタート京都」〜「ふっくら福井」〜「おとぼけ大阪」と続いたのでありました。え?意味がわからない?はいはい、そう来ると思いましたよ。で〜は、お教えいたしましょうかね、うぉっほっほ。
まずは、「いいこといっぱい伊東」から。
昨年までは、静岡市、そう都会で開かれていたサマカレなのですが、今回は、伊豆半島は湯の町、伊東!
もう、おわかりですね。そうです、そうなんです!宿泊先には温泉があったのです!ゆえに、汗だくだく、体がくがく、心ぼろぼろ(うん?)で帰れば、すぐにザブ〜ン!(源泉かけ流しで、やや熱め)朝だって、目覚めたらザブ〜ン!たまりませんなあ、うっひょっひょ。
もう、これだけで幸せなのに、お昼が憎い!よっ、憎いよ、このっ、八百屋の若大将!なんたって、カレーライスに付き物と言えば、みなさんご一緒に、さんはい!「ひ・も・の!」 え?干物?だ、だよねえ…、ねえ…(会場の隣が漁港っつうわけでありまして)。
続きまして、「今日からスタート京都」。
今年から実行委員会が発足したんです。今までは、京都音楽センターのみなさんにご苦労ばかりをかけたのですが、やっと、自覚的にやろうという仲間が現れてくれました。実践が書かれた掲示板があったり、速報も出たり。まだまだ、これから悩みも出てくるとは思うのですが、よろしくお願いしますね。
この秋には、大きなコンサートを控えている福井。もう、仕事とコンサートの準備と家庭と恋と…。体がいくつあっても足りない、福井の仲間たち。それなのに、温かな、大きな気持ちで受け入れてくれるんです。心もふっくら、そして、忙しいであろうに、なぜだか、体も「ふっくら福井」の仲間たちでした…(ご、ごめんなさい)。
さあ、最後は「おとぼけ大阪」です。
なに?他のサマカレの名前は、良い感じなのに、大阪だけ、どうして「おとぼけ」かって?そこの、あ〜た、よくぞ訊いてくれました。そりゃね、このお坊ちゃまだって、もっとかっこいい名称を付けたかったんでございますよ。し、しかしですね、そりゃ、無理ってもんでございまして…。え?だから、その理由を早く聞かせてくれって?はいはい、わかりましたよ、だんなも好きですなあ、うっひょっひょ。
今回の大阪は、教員バージョンだったので、♪やくそく♪の歌では、リコーダーもあるんですね。僕は元教員なのでなんの抵抗もないし、もちろん、リコーダーも持っています(小学校三年生当時の物なんですよ)。しかし、しかし、しか〜し、保育士さんになると、「リコーダー、な〜に、それ?そんなもん、もうないわよ〜!はるか忘却のかなたよ〜ん!」(と発言なさったかどうかは、まったくわかりませんが。)持っていないわけでございます。
教員バージョンと言っても、保育士さんも参加なさっているわけで、わざわざこの曲のためだけに新規購入してもらうのも悪いと思い、なかったらないで良いですよと伝えたんです。そして、いつものごとく、ふざけながらも、「ちくわに穴を開けてもいいし、定規で吹く真似をしながら、声で歌って良いですよ」と伝えて、一日目が終了しました。
ところが、翌日、実行委員のみなさまが、真面目な顔つきで、
「うちら、この日のために、めっちゃ練習したんやし、お手本で、吹かせて〜な。」
「せや、せや。寝る間も惜しんで、ようやったなあ。」
「見てみい、痩せる思いで特訓したんよ。ちょっと、あんた、どこ、見てんの?腹回りは見んといて!言うたやろ、痩せる“思い”やって!」
「一回くらい、みんなの前で、吹かせて〜や。」
そ、そこまで自信があるのならと、見本演奏をしてもらうことにしたんです。何も打ち合わせしていないのに、20人ほどの実行委員の方々は、あたかも当然のようにそそくさとステージに上がっていき、正座するではありませんか!お坊ちゃま、「なんで?下で吹けばいいじゃ」と思いながらも、ピアノで前奏を弾こうと思ったんです。で、でもね、なんか変!何かが、おかしいんです!
気づきました!そう、それは、前列の人は、ちゃんとリコーダーを持っているのに、後列の仲間は、両手を後ろに回しているんです!
「ま、まさか、あんたら、後ろに回した手に持っているものって、まさか、まさか…。」
勘の鋭いあなたなら、もう、おわかりですね。そうです、そうなんです!本当に、ちくわを持って、演奏し始めたんです。しかも、音なんか出るわけないから、口で♪ルル〜 ルルルル〜って…。
過去13年間、真面目にやってきたサマーカレッジが、この瞬間、音を上げながら崩れ去っていったのでした。そして、お坊ちゃまは誓ったのでした。
「ああ、もう、大阪では、大阪では、サマカレなんて……回数を増やして、何かたくらんでやる〜!」
そんな僕らのおふざけを、笑って見ているだけの、夏空の入道雲なのでありました。
さてと、まだまだ、サマカレは続きますよ。
どんな事件が起きるのか、今は、それだけが楽しみな……じゃなくって、どんな中身になるのかが楽しみな、お坊ちゃまなのでありました。東京、埼玉、京都、福岡、神戸のみなさん、待っててね〜!
8月6日放送の『ユズリンの音楽日記』を聞いてくれた方から、感想が届いておったのう。自分のお子さんと聞いたらしいんじゃが、初めて、戦争、生命、平和の話をしたそうじゃよ。
「戦争が始まったら、あんたも戦争に行かされるんだよ。」
「なんで、かってに決めちゃうんだよ〜。」
小学生の坊やとの会話だそうじゃ。ほんに、そうじゃのう。勝手に大人が決めちゃいけないことぞなもし。
明日もね ゆびきりげんまん 会いたいな へんちゃか ぺんちゃか |