サマカレも 秋の雲間に にじむかな へんちゃか ぺんちゃか
いやあ、終わったのう。サマカレが終わったのう。そして、なんだかんだ言っても夏も小さくなってゆくんじゃのう。あの雲のすき間に見え隠れしておるわい。遠慮がちなところがええのう。
おおっ皆の衆、お元気でごじゃったかい?おかげさまで、うちの「おぼっちゃま」も倒れることなく、サマカレを勤め上げることができましたわい。これも、ひとえに皆の衆のおかげじゃて。ほんに感謝しておるでのう。ありがとうでごじゃる。ところで、台風はどうじゃった?被害がなきゃあいいんずらがよう。すべて人間に都合の良いようにしようとすると、どこかに「ひずみ」が出るんじゃな。難しいことよ。人が手を出して良い部分と、いけない部分…きっと、あるんじゃよ。のう、そう思わんかい?
終わった〜っ!
ついに、サマカレが終わった〜っ!
不思議なことに、今年はばたんと倒れることなく、無事に参加できてほっとしています(って、参加者だったの?)。毎日早寝早起きを励行したし、少しずつだけど、決まった運動もしたしね。まあ、声は例年通りますますかすれてしまいましたが、なんとか最終日を元気に迎えることができました。本当に、ありがたい夏でした。
僕らも、普通の人間(だと思うんだけど…。そ、そうだよね?)、疲れがたまれば、無愛想な日もありますよ。そんな時でも「いやな奴」だなんて思わずに(思っていても、顔には出さず)、「いつものことよね〜」と大きく包んでくれた、各地の実行委員会のみなさまの存在。声が出にくい時でも歌いやすいように工夫してくれた、気の合った音響チームの面々。何よりも、参加してくださった方々の熱い思い。これらが、すべて支えてくれたんですね。そして、「みんなで作るサマーカレッジ」にしてくれたんですね。今回は真面目に、お礼をば「ありがとうございました」。
なんたって、この夏の参加者の年齢層の変化にはまいりました!
もう驚きですよ。教え子のような若い世代が半分くらいなんですね。途中から、なんだか「先生」に戻っている自分に気づき、慌てて「アイドル部門部長」としての役割を意識したのでした(だからさ、アイドル部門なんかないってば)。こぼちゃんの(別名・まっちゃん…じゃなくて、そっちが本名!)遊びも快調だし、ピカリンの鼻声お説教も冴えてるし、もちろんおぼっちゃまのテンションは上がりっぱなしだし。三人にだけわかる呼吸が光っていたのでした。あ、もう一人いた。「予算がないから」のあの人も、いつも遠くから優しく見守ってくれたのでした。そう、あの眼差しは、確かに、確かに訴えていたのです。
「CDの売れ行きが良くないから、もっと宣伝してちょうだい……」と。
ってなわけで、東京会場を最後に幕を閉じた「サマカレ2005」。
昨年は、ぴかちゃん、おぼっちゃま、こぼちゃんの予定が合わなくて実行できなかった反省会を、なんと今年は翌日には実行したのでありました!メンバーは、今年大活躍の「こぼちゃん」と、夏だけは呑ませてもらえる「予算がないから」のあの人と、もちろん、かわいいだけが取り柄の「おぼっちゃま」。えっ?所長のぴかりんはって?ぴかちゃんはね、「諸般の事情」(ぴかちゃんの口癖ね、これは)で欠席せざるをえなかったのです。え、何?じゃあ、みんながそろうように日を変えれば良いじゃって?あ、そっか〜。ま〜ったく気づかなかった、あ〜あ。で、でぶね、じゃない!でもね、たぶん、こぼちゃんも誰も気づいてないと思うよ、うっひょっひょ。
集合は那須塩原駅。
毎度の事ながらのアバウトさ。これがまた良いんだよねえ。何年か前は北海道の層雲峡だったしね(実現しなかったけど)。何の気なしに目に入った蕎麦屋さんのおいしいこと!普通の民家のようで、玄関を上がったらどこに行っていいのか迷ってしまい、廊下で立ち往生。三人とも大笑いしながらも「ここは、うまいに違いない」と、そんな予感に満たされていたのでありました。そして、案の定うまいのでありました!あなたもお試しあれ。ただし、気をつけていないと、見落としそうな蕎麦屋さんですからね。え?場所?たしかねえ、駅の前の道をまっすぐ行けば、左側にあったよ。なに?それじゃ、わからない?う〜ん、これが最大限の記憶だから、許してちょ!
今回の反省会のお宿は(そうです。愉快な研究所はこだわりが少々ありましてですね、温泉でしか開催しないのでありました。しかも、泉質の良い温泉ね。さらに、雰囲気のある温泉ね。でもって、おいしい食事のある温泉ね。あ、そこのあ〜た、何かご不満でも?)。
参加しない所長が手配してくれた、那須塩原温泉のはずれの一軒の湯宿。今でこそ道が整備されているものの、昔はたどり着くのにひと苦労したであろう場所に湧いている温泉。風情のあるたたずまい。まっこと、わたくし達にぴったり。まさに「秘湯」なのでありました(それにしても、山の斜面に建っている宿なので、階段の多いこと多いこと)。
反省会の前にひとっ風呂。
ま、これは常識ですなぁ(え?違うの〜?「予算がない」が口癖のあの人は、そそくさと浴衣に着替えて、あたかも当然のようにお風呂に向かうのでありました)。湯上りには、冷たい麦酒ですな(え?これも違うの〜?「予算がない」あの人は、何も聞かずに、コップを3個と麦酒を運んでくれたのでした)。それから、喉も潤したところで横になり(え?これまた、違うの〜?だってだって、「予算がない」あの人は、温泉に来たらゆっくり過ごすことが大事なんだよなあって、座布団を二つに折り曲げて寝ていたし)。本当、常識…って怖い。
というわけで、実に有意義な三人の「反省会」は、夜遅くまで続けられるのでありました…(所長、カムバッ〜ク!)。
それはさておいて、わたくし達研究所は燃えておりますので、来年もよろしくお願いしますね。ああ、ダンス、どうしよう?もう、考えなきゃね。『きっとできる』のような「すぐに踊れるまとまな振り付け」路線にするか、『笑顔でいきましょう』のような「難しいけど、練習すれば何とかなるわ」路線にするか、はたまた『ハブラシマン』みたいな「こんなの恥ずかしくて踊れないよ」路線にするか…。う〜ん、迷っちゃう。
結局じゃ、サマカレの反省はなんにも書かれておらんが、皆の衆、許してつかあさいね。反省したって言っても、中身は知れておるよのう。肝心の所長がおらんけえ、「ま、来年もこんなんでいいんじゃないの?うっひょっひょ」で終わっておるに違いないわい。やっとの休みじゃけえ、許してつかあさいね。じいが代わりに、反省しますじゃ。
さあて、話は変わって『生命歌いましょう』の英語版。どうじゃった?けっこう聞けるようになったのう。発音はさておいても、雰囲気はなかなかじゃて。ほんに、この歌が地球ひとまわりすればええんじゃがのう。あんなふにゃぐにゃおぼっちゃまじゃが、いつも言っておる「生命を真ん中に」の考え方、ありゃあ、わしも好きだぞなもし。生命あっての人生じゃてな。そんな日本がええのう。さあて、次回はなんでも、おぼっちゃまから「大ニュース」があるそうじゃよ。わしゃあ、もう知っておるがのう。内緒じゃよ・・・。お楽しみにな。ほいでは。
なんでもない 普通の明日が 待ち遠しい へんちゃか ぺんちゃか
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