ユズリンキャラクター
新着情報
プロフィール
スケジュール
ライブラリ
ユズリン日記
学校公演・コンサートのお問い合わせ お問い合わせ
SBSラジオ「ユズリンの音楽日記」
ユズリン日記 HOMEINDEXBACK

おぼっちゃま秘蔵のお宝紹介

2005年06月21日

へんちゃか ぺんちゃか あんずの実

贈り物というのは、いくつになっても嬉しいもんじゃわい。包みを開ける時の「ワクワク感」!なんとも言えんのう。どんな物であろうとも、贈り手の気持ちが伝わってくるんじゃなあ。値段の問題じゃないんじゃよ。心じゃよ、心!
今の若いもんは、ブランド物の高価な物が好きなんじゃと。わしゃあ理解できないことはないが、心をよせる人からの贈り物は、どんな物でもありがたいのう。


梅雨の晴れ間、いかがお過ごしですか?
わたくし、天才虚弱体質おぼっちゃまは、風通しの悪い体育館で歌いまくっています。もう汗びちょびちょ、心もぐじゃぐじゃ、体はふにゃふにゃ。あ、いつものことですね、はいはい。
さて、先日、静岡県吉田町の「ちどり幼稚園50周年記念」で歌ってきました!というのも、50周年を記念しての「園歌」を依頼されたからなんですよ。今までは既存の曲に歌詞を作り変えて歌っていたそうです。でも、いっそのこと園独自のものを…ということで、お話が来たのでした。
開演前の会場に入ったら目に飛び込んできたのが、大きな布に隠された一枚の額。もしやあれは…と匂いをかぎとった、嗅覚のするどい名探偵おぼっちゃま。主任先生に頼んで見せてもらったら、案の定、それは園歌の歌詞が刻まれている額だったのです!
横2m、縦1mくらいの大きな、大きな額。かわいい絵も描かれています。そしてそこには、「作詞/作曲 柚 梨太郎」と書かれているではありませんか!
もう感動のあまり、写真を撮ってしまいました。どうぞご覧ください。いいでしょ?でしょでしょ?コンサートの中でも、園児のみなさんが良い声で歌ってくださったんです。園歌を創らせてもらったのは、これで五園め。いつかCDに収録しますから、聞いてくださいね(えっ、勝手に決めていいの〜?。いいの、いいの。どうせ、自費出版だから!)


考えたら、こういうふうにみなさんにはお見せできない、いえいえ、紹介していないおぼっちゃま秘蔵の宝物がいっぱいあるんです。本日はそのほんの一部ですが、展示いたしましょう!。ようこそ、おぼっちゃま特別展覧会へ。


壁掛けです。かわいいでしょ。
本当に、おぼっちゃまそのもの!うっひょっひょ。もう、みなさん、どんなにおぼっちゃまがかわいらしさを隠そうとも、見透かしてしまうんですね。こわいでありますね。うっひょっひょですね。

このピアノは、僕の歌手生活10周年を記念して作ったオルゴール(名曲『少年少女冒険隊』!)です。そのピアノを華麗に弾くおぼっちゃま。う〜ん、ちょっと髪が少ない…(えっ、実物どおりだって!ひ、ひどい、訴えてやる!)。この頃は紺色のベストをよく着ていたのですね。細かな観察眼には敬服するばかりです。作者は静岡市の某お姉さまです。この方は、僕のことを「ポコちゃん」に似ていると言いまして、不二家のグッズをしばしば贈ってくださるのですよ。しか〜し、残念でした。現在のおぼっちゃま、脂肪を落とすことに成功しまして、ほんの少しですがスリムなのでありました!どっひょっひょ。もっと、落としてやる〜!真夏には、ナイスバディおぼっちゃまさ!

写真
写真

あ、失礼しました。続きましてこの「ユズリン人形」は、毎年呼んでいただいている南足柄幼稚園の保護者の方からいただいたものなんです。最初に写真たてを作ってくださいまして、お願いしたところ、たんぽぽに囲まれているおぼっちゃまを作ってくださいました。う〜ん、プリティスマイル!さらにあと四体もあるんですが、またの機会に紹介いたしましょうね。

写真
写真

こちらは、金沢のオータムカレッジの際に作ってくださった額入りのものです。片手に歯ブラシ、片手に歯間ブラシ。そう、「輝け!ぼくらのハブラシマン」を題材にしてくれたのです。今年の秋はどんな額かなあ・・・って、これじゃあ催促?

そして、出ました!大漁旗です!
降雨量が日本一多いという、三重県は尾鷲市。下から雨が降ってくるという表現をする土地なんですね。本当にむしむしする陽気だったのを覚えています(コーラスがすっごく上手だったんですよ)。そこでのコンサートの際に贈ってくださったのです。漁師町ですが、今では大漁旗を作れる方はたった一人しかいらっしゃらないとか。しかも順番待ちなのを、特別に特別に、裏から手を回し早めにお願いしたんだそうです(真相は定かではないのだ)。

いかがでしたか?
おぼっちゃま秘蔵のお宝。またいつか、「おぼっちゃま特別展覧会Part2」を開催しましょうね。
そうそう、北島三郎さんやアグネスチャンさんと写っている写真も許可を得ているので、また見ていただきましょう。


なかなか心を開いてもらえないコンサートもあるそうじゃよ。
そんな時は、自分との闘い。ただひたすら耐えながら、笑顔で歌い続けるんじゃと。ほんに、気張っているんじゃなあ、あんなおぼっちゃまでも。ある日のことじゃて、やっぱり、表情がなかなか和らがないコンサートがあったんじゃよ。しかしのう、誠意をこめて歌い続けたんじゃな。「きみとぼくの間に」「生命歌いましょう」…。その時じゃ、ほんの一部の方じゃが、表情が変わったんじゃよ。ぐっと、一気に近づいてきた人がいたんじゃ。目が訴えていたそうじゃ。さすが、天才おぼっちゃまじゃのう。わかるんだぞなもし。そして終演後、その方達がCDを求めてくれたんじゃよ。そして一言、「がんばってくださいね」と、声をかけてくれたんじゃよ。

おぼっちゃまはのう、この「がんばってくださいね」という言葉には、ちょっとこだわりがあってのう。素直には受け入れられない何かがあるんじゃと。しかしじゃ、この時ばかりは、す〜っと心に染み込んだそうじゃよ。その言葉の奥に、もっともっと深いものを感じたそうじゃ。言葉は不思議じゃ。人間関係の深さとかで変化するもんなんじゃのう。おおっ、贈り物と一緒じゃわい。高い、安いなんて次元ではないんだのう。

へんちゃか ぺんちゃか 心ぞな