見えてきたよ、Invitation to Yuzz その2
前回の約束どおり、もう一人の方を紹介しましょう。
そうです、もう一人のアレンジャーと言えば(なんだか、ゴレンジャーとか、アバレンジャーみたい)、ピアノの貴公子、金井信さんです!はい、盛大な拍手!もう、この方に関しては、説明もいりませんし、言葉もありません。昔から勝手に師と仰いでいる金井さんですからね。今回もやってくれましたよ。とにかく聞いて!と言うしかありません。
『桜』…まっちゃん、ごめんね。所員のまっちゃんに贈った歌なのに、我慢できずに、おぼっちゃまがジャズっぽく歌っちゃったよ。許してね。でもね、大丈夫だよ。まったく雰囲気が違うから、きっと聞いている人は同じ曲だとは気づかないから、ね(なわけないない!)。
『この手でつかみたい』…好評だったのに廃盤(じゃなくて、絶版)になってしまった4枚目のアルバムに収録されていたバージョンが、管楽器も、もちろん弦楽器も入って、なんとも豪華!オーケストラをバックに雄大に歌う、実力派アイドル、おぼっちゃまユズリンが見えるはずです(見たくないなんて言わずに、一回くらい想像してくださいな)。
『長い人生(たび)の途中で』…この日記でもたびたび紹介している、鹿児島県出水市の居酒屋「ゆずりん」の大将(すぐりん)の歌です。居酒屋なのに、屋台なのに、なぜか、ジャズ!もう、憎いよこのこの!って、肘でつつきたくなるようなイキな仕上がりですよ。しかも、鹿児島の仲間たち(通称 しろくま)が、わざわざ何回も居酒屋に足を運び、その雰囲気を録音して、楽しげな様子を送ってくれたのでした。よ〜く聞いていると、うん?あれ、これ誰の声?っていう箇所があるから、耳をそばだててみてね。
『みんな生まれる』…病床にいながらも、「Do My Best!」を歌っていた、広島の少年が書いた詩と出会いました。…生まれる 生まれる…という言葉の繰り返しに、涙が止まりませんでした。彼の詩を元に、僕の思いも重ねて、曲を書かせてもらいました。弦楽器の美しい旋律が、大空に響くように聞こえます。
『ユズリン ヒットメドレー』…知っている人は、全部一緒に楽しみながら歌えるし、知らない人にとってはすべて新曲!という、なんともお得な8分間ですよ。しかも、隠し技も入っているので、探してみてね。わかるかなあ〜。
『A Song for Life』…『生命歌いましょう』の英語版が、やっと完成しました。金井さんのアレンジは、ここでも光ります。前回の編曲と同じようだなあと思ったんです、楽譜を見たかぎりではね。でもね、でもでもね、金井さんがピアノを弾き始め、弦楽器とかみんなが演奏を始め出したら、まったく違う新しい曲に聞こえたんです。なんでなの?どして、どして?誰か、おせ〜て〜!どうか、僕の発音のあらなど探さず無視して、そこに注目して聞いてみてくださいね。
次回は、気が向きましたら、レコーディングごぼれ話をお話しましょうかねえ。
今日はこれで。
へんちゃか ぺんちゃか また明日!(って、何その言葉?)
|