みなさんの声援の下、年末恒例のレコーディングが無事終わりました(って、誰も声をかけていないって?そりゃそうだよね。いつレコーディングしていたのか、知らないものね)。そして年明け早々、今度はジャケット撮影でした。もう大変、大変。なんたって正月に充分休ませてもらったために、まあ肥えたこと!しかも今回も前回同様、スタジオ撮影。外での撮影なら遠くから撮ってもらうとか、太陽の自然の光でぼかすとか、ごまかす方法はあると思うのですが、スタジオだとそれこそ毛の一本一本まで写ってしまいます(ええ、まだ毛はあります、はい)。アイドルが酒太りじゃあねえ…。というわけで、正月というのに自らを律し規則正しい生活を積み重ねた、立派なユズリンおぼっちゃまなのでした!(あれっ、太ったんじゃなかったっけ?)
さらに、またまたお化粧して(されて)の撮影。みなさんの中には、お化粧にはまらないでね、といらぬ心配してくださる方がいますが、それは大丈夫。ほら、元がかわいいから、お化粧なんてしなくても充分大丈夫なんですよ(あ〜あ、また始まっちゃった)。というわけで、渋谷のスタジオでの撮影も順調に進んだのでした。一枚目のアルバムからずっと僕を撮り続けてくれている方なので、気心も知れて安心してできるんですねえ。と思いきや、今回は無理難題な注文が出されたのでした。
「動きがある写真を撮りたいので、踊ってくださいね。」
え〜っ!踊りながら〜! あ然としてとまどう僕に、さあいきましょうと促すカメラマン。しかし、しかしですよ。踊るったって音がない!一緒にスタジオに行った、音楽センターのN氏は、笑いながら知らん顔。こりゃ、もうやるしかないと、一人歌いながら踊ったのでした。さてさて、いったい何を歌い、踊ったでしょうか? もし、新しいアルバムのジャケットを見てずばり当てた人には、豪華なプレゼントを!な〜んて企画はありません。でも、わかったあなたは、真のユズリン通でしょう。さすがです。
まあ、ジャケットは見てのお楽しみということで、今日は新しいCDの曲について、最新情報をお届けしましょう。まず、今回はギターサウンドばっちりの玉木さんのアレンジから紹介しましょう。
タイトル曲は『きっとできる』。なんともかわいい感じに仕上がりました。某テレビ番組で島崎和歌子さんや柳沢慎吾さんが歌っているのとは、テンポも速くして一味違いますから、どうぞお楽しみに。ダンスも踊れるようにしようと考えています。
ニューヒーローもの第四弾『輝け!ぼくらのハブラシマン!』、保育園や幼稚園、学校の先生が喜びそうなタイトルでしょ?しつけという問題よりも、歯は大事ですよね。これは歌詞を書く前に、きちんと歯医者さんに取材して創作したのでした(すごいぞ、ユズリン!…まあね…)もちろん、「え〜っ、こんなのやだ〜!」と叫びたくなるようなダンスも創るので、待っててね。
高齢化社会に光を当てた『おばあちゃんおじいちゃんは森のフクロウ』。これまた、しっかりと勉強しての作品です。いろいろな本を読みましたよ、先人の知恵を受け継ぎたいなあって。まあ、ここがユズリンが単なるアイドルでは終わらないところなんですねえ。う〜ん、奥が深い。って、まだ聞いてないからわからないよねえ。そうそう、聞いていると「えっ」と驚くところがあるんです。要チェックです。
長野県信州大学附属松本小学校のみなさんに贈った『地球ひとまわりするまで』は、透明感あふれるギターの音色に注目。信州の空や山が見えてくるんです。僕自身が歌っていて気持ちいいことったら、ありゃしない。スタジオにいたある方に「こんなこと言って申し訳ないけど、ユズリンって歌がうまいですねえ」なんて言われてしまいました。僕もさあ、歌いながら「もしかして、僕ってうまいかも?」なんて一人、悦に入っていたのでした。もう、アイドルは卒業して実力派に転向しようかなあ…、というわけで、その素晴らしい歌唱力をお聞きのがしなく!(自分でいうなんて、本当に頭の中がおぼっちゃまだねえ)
つながりあそび・うた研究所のチームワークの良さがあらためて証明された『スキスキ大好き』。過去にCDブックで『名前のように』を三人で歌いましたが、今回もさらに、ピカリン、まっちゃん、ユズリンのコンビネーションが実にさえています。思わず笑っちゃうかも。
最後に、ちょっと切なくなるような『はりきりFightMan』。題名からしてもうはちゃめちゃな元気ソングと思いきや、まるでラブバラードのようです。子ども達が参観日なんかで保護者の前で歌ったら、それこそ大変!大人の目から大粒の涙が…。是非とも、お試しあれ。
そしてですね、もう一曲『ぼくもきみも みんなすき』。これは、以前『夏休み』をアレンジしてくれた進藤さんが、リズム感あふれるサウンドに仕上げてくれました。この曲は新人歌手にも提供した作品なんですが、ユズリンがキャラに走らず、珍しくも普通に歌っているという貴重な作品です(最近さあ、真面目に歌うとつまらないって言われちゃうんだよ。これって、ほめ言葉なのかなあ?)。
どうです?早く聞きたいでしょ?う〜ん、まだだよ〜ん。三月まで待ってくださいね。さて、次回はこの頃、ジョイントコンサートで一緒にふざけまくっているピアノの貴公子・金井信さん編曲の作品について、お話しましょうね。では、お楽しみに。
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