エイサー・クイチャー講習会を開催しました(2009/08/01)

2009/08/01

8月1日、新宿区の牛込箪笥区民ホールで「エイサー・クイチャー」講習会を開催しました。
エイサーはご存知沖縄の盆踊りですが、クイチャーは沖縄の中の宮古島に伝わる伝統的な踊りをベースにして作られた宮古島独自の踊りで、エイサーと違って太鼓を持たない手踊りになります。
今日はエイサーとして「エイサー遊び」「ヒヤミカチ節」「唐船どーい」の3曲、クイチャーとして「張水ぬ声合」「踊ろう!」の合計5曲を覚えるという、かなりハードな講習会になりました。

講師は、千葉県松戸市でエイサーチーム「具志川倶楽部」の代表をつとめる大矢富子さん。
普段からエイサーの指導をされているだけあって、高いテンションでテンポ良く、しかし丁寧に指導が進んでいきます。エイサーをはじめて踊る受講生が大半のはずでしたが、その雰囲気にのせられるように、みんなどんどん踊れるようになっていきました。

講習会の最後は3つの班に分かれて構成(隊形変化?)を工夫した成果を発表しました。

例によって(笑)感想文の一部を紹介いたします。

『~今は園長という立場になり、率先して子どもたちにエイサーを…ということは難しくなったのですが、生活発表会の職員の出し物で出来るのではと思い、この講習に申し込みました。職員が楽しく、かっこよくエイサーを踊る姿を子どもたちに見せて、何か感じてもらえたらいいなと思っています。今回の講習で、やはりエイサーをやりたい!という思いがよみがえり、活動の場を探したいと思います。先生の団体をまず見学させていただきたく思っています。良い刺激と勉強になりました。ありがとうございました。』

『エイサー、クイチャーはカウントをとるのが難しかったですが、踊る楽しさや踊れたときの満足感を味わうことが出来ました。また、他のグループの発表を通して、笑顔でおこなうことがなにより大切なのだと感じました。クラスを一つにするには最適な踊りだと思います。』

『ありがとうございました。研修のつもりだったのですが、私が楽しんで踊ることができました。先生のお人柄と笑顔のおかげです。学校でどう活かせるか、それより明日きちんと覚えていられるかが問題ですが、本当に楽しかったです。』

『本日はご指導ありがとうございました。エイサーが部落によって振りが違うということや、他の部落には教えられないほどそれぞれに伝統があること等、深い部分まで知ることができ、とても興味を持ちました。小学校の子どもたちにもこのようなことと一緒にエイサーを教えてあげたいなと思いました。そして、何より楽しく踊れたので、そこを子どもたちにも伝えたいです。』